読者の皆様はチャツボミゴケというものを聞いたことがあるだろうか。
コケの一種で、酸性の水の流れるところに生息するという。群馬県吾妻郡中之条町六合(くに)地区にあるチャツボミゴケ公園は、そんなコケが群生する珍しい場所であり、東アジア最大級の群生地である。2017年2月には国の天然記念物としても指定されている。近くには2015年にラムサール条約登録された芳ヶ平(よしがだいら)湿原もあり、豊かな自然を満喫できる。
2018年5月27日に記者も実際に現地を訪れ、あまりにもきれいで魅了されてしまった次第である。