現代ならではの「ご縁」かも...由緒不明だったお寺のご本尊の来歴が、ツイッターを通じて明らかになる
岐阜県関市に、千手院という曹洞宗のお寺がある。寺の縁起によると、関の刀鍛冶の祖である元重の娘婿「千手院包永(かねなが)」が開基と伝えられている。刀鍛冶と縁が深く、現在も元重の石碑と位牌が安置されており、毎年11月には供養祭も行われているという。
この千手院の公式アカウントから2016年3月24日、次のような写真付きのツイートが投稿された。
現座道場 十一面千手観音菩薩様もご遷座完了し、仮のお部屋にてお待ちいただいております。 pic.twitter.com/KMBwSe2H3Z
— 千手院 (@senjuin1010) 2016年3月24日
写真は千手院のご本尊である「十一面千手観音菩薩」だ。これがきっかけとなって、ご本尊の縁起と由来が徐々に明らかになっていく過程が、まるで推理小説のようだと注目を集めている。いったいここからどんなドラマが展開していったのだろうか。