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現代ならではの「ご縁」かも...由緒不明だったお寺のご本尊の来歴が、ツイッターを通じて明らかになる

松葉 純一

松葉 純一

2016.04.08 17:00
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「三尊とも〇〇世紀、〇〇〇の作に見えます」

仮安置中の本尊と脇侍(千手院ウェブサイトより)
仮安置中の本尊と脇侍(千手院ウェブサイトより)

冒頭のツイートには、26日、こんなリプライが返された。

千手院からは......

これには、こんな返信があった。

「三尊とも17世紀、京仏師の作にみえます」という重要な診断である。こうやって両者間で交わされるツイッターを通して、その制作年や十一面千手観音菩薩を作った仏師などを読み解いてゆくのだ。

例えば、こういったやりとりもあった。

本尊の蓮華台に残された墨書から、制作年が1703年だと突き止められる。

さらに......

「仏師わかりました」という投稿だ。仏師の名は「佛工京・・友学」、「江戸中期を中心に数代つづく京都仏師のようです」と推測している。

そして、仏師の名が明らかになっていくのだが、その全貌は千手院住職自身によって、「トゥギャッター」にまとめられているので、そちらをご覧いただこう。

千手院外観(千手院ウェブサイトより)
千手院外観(千手院ウェブサイトより)

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