[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年1月28日放送の全力リサーチのコーナーで、卵焼きの味付けについて調査していました。 画像はイメージです(daiki_moriyamaさん撮影、Flickrより) 卵焼きは甘い?甘くない? 日本の食卓には欠かせない卵焼き。しかしその味付けは千差万別。 卵焼きの味で夫婦仲に亀裂が入ったり、嫁姑問題に発展することもあるかもしれませんよ。味付けは大きく分けると、甘いか甘くないかに分けられるようですが、意見は真っ二つのようです。 どちらが多数派なのか、まずは名古屋で100人に聞いてみました。調べていくと、二つの論点に絞られるようです。まずは子供の頃から慣れ親しんだ家庭の味ということ、もう一つはごはんに合うかどうかという問題でした。 結果は甘い52人、甘くない48人で、僅差で甘いが多数派ということになりました。 名古屋の卵焼き屋さんの味は? 次に日本最大の料理サイト「クックパッド」を調べました。こちらには卵焼きだけで7000レシピあります。 甘いか甘くないかは個人の感覚によるものなので、材料に砂糖を使っているかを基準に調べたところ、砂糖あり3569レシピ、なしは3831レシピで、こちらも僅差で砂糖なしが多数ということになりました。 結局どちらも大差がなかったので、名古屋の台所「柳橋中央市場」で卵焼き屋を営む「右大臣」で、焼きたての卵焼きを試食させていただくと、ほんのり甘いようです。こちらでは、ハチミツ状の砂糖を使用しているとのこと。 専務の宇佐美令太さんに伺うと、「名古屋のだし巻きの特徴は、かつおダシのダシ感を強く感じるダシ巻きです。東京と京都の真ん中の味付けですね」とのことでした。 東京と京都の卵焼きは? そこでまず東京の台所「築地場外市場」で一大観光スポットとなっている、卵焼き屋さんへ。 「丸武」はテリー伊藤さんの実家でもあるこちらの卵焼きは、名古屋の卵焼きと比べるとだいぶ甘いようです。 テリーさんのお兄さんであるアニー伊藤こと、伊藤光男さんによれば「関東では甘くなかったら、卵焼きじゃない!」とのこと。 続いて京の台所、錦市場「三木鶏卵」では、利尻昆布と削り節を使った甘くないだし巻きを販売しています。京都では甘くないだし巻きが、定番だそうです。 地域差は食文化の違いによるもの このように卵焼きの味には地域差があることがわかりましたが、その理由についてインターネット情報サイト「たまご博物館」の館長である高木伸一さんに伺いました。 まず東京の卵焼きについては、東京の食文化と言えば江戸前寿司が有名。すし飯には甘くて味の濃いものが合うことから、すしネタに合う甘い卵焼きが定番となったのでは?とのこと。 一方京都では京料理に見られるようにダシを重視しているため、だし巻きが定番になったと考えられるそうです。 中間地点である名古屋は、卵焼きの味も中間の「ほんのり甘い」となったわけですね。(ライター:神谷祐美)