子どもの声は「騒音」だと思いますか?
「レリゴー」も「ようかい」も子どもたちは大好きだ。すぐに覚えてしまうし、覚えた歌は大声で歌う。微笑ましい光景と思う人も多いだろうが、最近は「うるさい」と顔をしかめる人も少なくないようだ。子どもの声は「騒音」か、それとも――そんな議論が、最近各地で起こっている。
それを象徴するような事例が、東京都の「都環境確保条例」をめぐる論争だ。現在の条文では、「何人も」規制基準を超える騒音などを発生させてはならないと定められている。規制対象には制限がなく、上記のような「子どもたちの声」も騒音に含まれ、保育園や幼稚園、公園なども規制の対象となっていた。
都が議会に提出する改正案では、遊びで出る声や拍手、楽器の音、ボールなど遊具の音など、小学校就学前の乳幼児が立てる音をその対象外とすることを盛り込んだ。子どもと一緒にいる保護者らが出す音も除外の対象となる。
ところが、これに先立って昨年末に行われた都のアンケート調査では、「多人数の高音の声は耐えがたい」「夜勤従事者の安眠が妨げられる」「施設側の対策が不十分になる」「一部の周辺住民への負担の押しつけになる」などの根強い反対意見が多く挙がったという。
一方、「声を出すことは子供の心身の発達に大切」、「子どもが大きな声を出して遊ぶことは当然」、「のびのびと外で遊べないことが運動能力低下の原因となる」などの賛成意見も多数寄せられたとのこと。
そこで読者の皆様に質問。
子どもの声は「騒音」だと思いますか?
以下の選択肢からお答えいただきたい。結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。