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神保町を見守り続けた老ビル、90年の歴史に幕 「旧相互無尽会社」解体に惜しむ声相次ぐ「取り壊してほしくないよ」

笹木 萌

笹木 萌

2020.08.23 11:00
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東京・神保町にある旧相互無尽会社(神保町ビル別館)が2020年9月7日から解体工事に取り掛かる。

旧相互無尽会社(画像はすべて編集部撮影)
旧相互無尽会社(画像はすべて編集部撮影)

千代田図書館情報誌「千代田図書館」vol.9 (2011年10月発行)によれば、旧相互無尽会社は1929年(昭和4年)竣工。「相互無尽会社」のビルとして建てられ、その後は金融関係のビルとして利用されていた。

最近では財団法人・日本タイ協会が入居していたが、現在は事務所を移転。ビルは20年9月より解体されることが決まっている。

外壁に解体工事の掲示
外壁に解体工事の掲示

ビルの外壁や扉には解体工事の日程が貼られ、8月8日頃からSNSでも話題に。90年以上の歴史を持つ建物の取り壊しに、ツイッターでは、

「味わい深い風景がどんどん変わってしまうのは残念でなりません」
「壊してしまうのは勿体ないですね」
「やっぱはちゃめちゃに素敵だよぉぉぉお取り壊してほしくないよおぉぉぉ」

と解体を惜しむ声が多数寄せられている。

「新しい建物を建てます」
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