「竈門炭治郎」とスラスラ書きたいそこの君、塩竈市が「竈」の正しい書き方を教えてくれてるよ
2020.10.23 21:00
「竈門炭治郎」(かまど・たんじろう)といえば、今や知らない人はいないヒーローである。
漫画「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴著)の記録的な大ヒットによって、本作の主人公である彼の苗字を「かまど」と読める小学生は少なくないという。
そんな中、俄然、注目を集めているのが、宮城県のほぼ中央に位置する塩竈市だ。
「竈門」と同じ文字を使う塩竈市の市民安全課で配布されている印刷物が、ツイッターで話題となっている。それには「塩竈市の竈の字の書き方」というタイトルが付けられ、その下に、次のような説明が書かれている。
「塩竈市の『竈』の字については、『竈』と『釜』の両方を使用することが認められています。『竈』は21画と画数が多く、書き方も難しい漢字ですので、正しい書き順を以下に示します。ちなみに市役所で用いる公用文ではこの『竈』を用いることになっています。
ツイッターには、こんな声が寄せられている。
「すごいや、書き順こんなだったの!」 「これ見て初めて竈という字書いたww」 「宮城に来てから存在を知り、未だに書こうと思わない漢字第一位です」 「難しい...けどこれ、子供の方が書けちゃうんだろうなー」
また、鬼滅の刃ファンと思われるユーザーからは「これはありがたい」と言うコメントも。
いったい「塩竈市の竈の字の書き方」という印刷物は、何のために作られたのだろう?
Jタウンネット記者は塩竈市役所に取材した。