500年の時を越えアップサイクルで育てる「はにわのその後」
~廃棄カップの利用窓口を設置~
1500年の時を越えアップサイクルで育てる「はにわのその後」 ~廃棄カップの利用窓口を設置~
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はにわぷりんを手掛ける株式会社Pasah(所在地:大阪府堺市、代表取締役:薮井 智一)は、教育の一環として、廃棄予定の陶器の容器(はにわカップ)を、小学校や幼稚園、保育園等に寄贈しています。この度、「アップサイクル窓口」を設置し、「はにわカップ利用申し込み」を開始いたしました。DIYワークショップの開催等にもご利用いただけます。
はにわぷりん製造工場がある堺市土師町周辺は、1500年前に古墳に埋葬する埴輪や「土師器」と呼ばれる煮炊き用の器、食器等を生産しており、日常生活でも様々な用途として用いられていました。悠久の時を経て、現代に窯で焼き上げたはにわカップが誕生しました。
はにわカップは、釉薬のムラや小さなくぼみ等が発生しますが、1つの個性として出荷しています。あまりに目立つ場合は出荷を見送りますが、当社が大切にするはにわカップに変わりありません。利用用途を模索する中で、子供たちに使ってもらうことはできないかと考えました。
寄贈後は、はにわカップ側面にオリジナルイラストや装飾、中には植栽を入れるなど、子供の発想力向上や情操教育などさまざまな用途で利用されています。「はにわカップを使いたい」という声もいただき、寄贈いたしました。
商品とならなかったものに命を吹き込み、「宝探し」のように使い道を探していく。SDGsの観点からも、買ったものを最後まで使い切る、物を大切にする意識を持ってもらう機会の創出に繋がります。
また、アップサイクルの一環として、大阪府立泉北高等学校国際文化科(堺市)と共同で、廃棄カップに着目したイベントなどを企画しています。同校とは2021年から連携を開始。将来社会で活躍してもらいたいという思いで、学生に企業との繋がりやマーケティング、企画、製造といった商品流通について網羅的に学ぶ機会を提供しています。
はにわカップは植栽やコーヒーカップなどとして再利用でき、いつでも大切な人との思い出が蘇ります。未来に羽ばたく子供の教育に参画し、陶器の再利用を通じてSDGsに沿った活動を推進してまいります。
■はにわカップ「アップサイクル窓口」
株式会社Pasah 「アップサイクル窓口」あて 電話またはメールにて受付いたします。
TEL : 072-249-6859 Mail : shop@haniwa-purin.com
公式サイト: https://haniwa-purin.com/2023/03/1025/