新しい「家づくり」の最適化を実現する 住宅業務ソリューション「DigiD Prism」を提供開始
~ 住宅設計サイクルをトータルサポートするBIM プラットフォーム ~
2023年3月30日
新しい「家づくり」の最適化を実現する
住宅業務ソリューション「DigiD Prism」を提供開始 ~ 住宅設計サイクルをトータルサポートするBIMプラットフォーム ~
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105480/202303304421/_prw_PT1fl_TDGR20Mw.png】
【背景】
昨今、住宅業界では、顧客のニーズの多様化によって差別化が難しく、期待を超える設計・提案の難易度が上がり、完成イメージのミスマッチが多く発生しています。また、技術者不足が深刻化しているため、生産プロセスにおけるCADデータの活用や、外部事業者との連携を効率的に進めることが求められています。BIPROGYは、長年の知見を生かした「DigiD Prism」の提供を通して、これらの課題を解決し、商談開始からアフターサービスまで住宅設計サイクルを支援します。
【概要】
「DigiD Prism」の特徴は以下の通りです。
1. 「統合家モデル」による統合DB管理
CAD、顧客管理、営業システムなどで分断管理されがちな情報を「統合家モデル」として一元管理します。それにより、各工程のデータ利活用が可能となり、工程間のデータ齟齬を解消し、業務の効率化を実現します。また、多数の情報から横断的に検索ができ、外部システム・業者との連携が容易になり、IFCフォーマット※2対応で円滑な二次利用を実現します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303304421-O1-38uI6NU3】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303304421-O2-0WhWUnoS】
2.わかりやすいUI/UXを取り入れたCADシステム
習熟したCADオペレーターでなくとも、誰でも使用できるUI/UXに一新しました。直感的に使用可能な、ツールバーの整理や、画面レイアウトへ改修しました。また、3次元データを閲覧しながらの設計が可能となり、より操作性が向上しました。
3.「DigiD Prism」一つで、さまざまな利用シーンに対応可能
動作環境がよりコンパクトになり、商談や住宅業務に関わる事業者との打ち合わせなど、さまざまな利用シーンに合わせたデバイスで利用できます。また、新機能となる「VIEWER※3」「interactiveVR※4」を活用することで、高品質なパースを見ながらのイメージ決定や、XRを活用した打ち合わせで、遠隔での情報共有など、時代に即した家づくりが可能になります。
【今後の取り組み】
今後は、統合家モデルを中心としたデータ連携やプレゼン系機能の強化、AIなどの最新技術を活用した機能拡張などを進めていきます。
BIPROGYは、住宅を提供する企業の持続的成長につながる住宅業界のDXを推進や、誰もが幸せに暮らせる社会の実現につながる仕組みの提供を推進し、社会・市場・顧客価値向上を図るサービスを提供していきます。
※1 統合家モデル:形状や属性データを持つ部材を組み合わせ、精密かつ立体的な「家」をデータベース化し、住宅に関わる設計/生産/施工/アフターなど、あらゆる工程から発生する情報を邸情報DBとして統合的に管理できる仕組み。
※2 IFCフォーマット:建築業界でオブジェクトを交換するための標準的なデータフォーマット。
※3 VIEWER:邸情報のデータをパソコン・スマートデバイスなどのマルチデバイスから閲覧可能なアプリケーション。ユーザー間のデータ共有を可能とし、かつ、建物の仕様入力、仕上げ材・家具の編集、アプリから邸情報にも反映可能。
※4 interactiveVR:スマートデバイスまたはパソコンから、家モデルをVRで確認、編集できるWebVRアプリケーション。多人数で閲覧でき、音声チャットにも対応。VR内で仕上げ材変更、家具の編集ができ、かつ邸情報にも反映可能。
以 上
【エンドースメント】
芝浦工業大学建築学部 建築学科
教授 志手一哉 氏
「DigiD Prism」は、住宅ライフサイクルに係る情報を統合管理するデータベースを中核とした、住宅設計CADシステムの領域を超えた思想を持つプラットフォームと認識しています。 長く使える良質な住宅の提供は、住宅メーカーが顧客の信頼を得るための唯一無二の手段です。そのためには、ライフサイクルにわたり蓄積される多様な情報をマネジメントし、かつ 利用する共通データ環境が必要となります。住宅産業のCADシステムは、BIMと同等の情報量を有しているものの、汎用BIMソフトウェアとのデータ連携に難がありBIMとは異なる領域として認識されがちでした。「DigiD Prism」はBIMの標準フォーマットであるIFC(Industry Foundation Classes)データの入出力にも対応し、様々なソフトウェアと連携することで、「DigiD Prism」がより良い家づくりや居住者のライフプランを支えるプラットフォームになっていくことを期待しています。
■関連リンク:
住宅業務ソリューション「DigiD Prism」
https://www.biprogy.com/solution/service/digidprism.html
※DigiD Prism、DigiDmeister、DigiDは、BIPROGY株式会社の登録商標です。
※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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