徳島市との公用車シェアリングにおける実証事業を開始
~SDGs推進に資する取組み、公用車の所有から利用への促進を目指す~
徳島市と株式会社日産サティオ徳島(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長 藤村 泰之、以下:日産サティオ徳島)、スカイレンタカー四国株式会社(本社:徳島県徳島市、代表取締役 藤村 実、以下:スカイレンタカー四国)、J-ウィングレンタリース株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:武井 英一、以下:J-ウィングレンタリース)株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下:スマートバリュー)の4社は、徳島市がすすめるSDGs推進に資する取組みとし、モビリティによる地域課題の解決・地域の活性化、また公用車のシェアリング可能性の検討を目的とし、公用車シェアリングの実証事業を開始します。
実証事業の背景と概要
徳島市は、令和4年度のSDGs未来都市に選定され、経済・社会・環境の三側面に好循環をもたらし「持続可能なまち」の実現を目指しています。今回、徳島市と日産サティオ徳島との包括連携協定の締結を機に、地域モビリティに関する課題解決、環境保全への取組みを加速させていきます。
新たな取組みとして、上記の協定に基づく具体的な連携事業で、公用車シェアリングの実証事業を開始します。
実証事業では、「スカイレンタカー・スマートサービス」のシェアリング車両を平日は公用車として5台提供し、その稼働・活用データに基づき、脱炭素社会の実現を目的としてシェアリング車両を公用車へ本格活用、公用車の適正台数化の可能性を検討します。
上記のシェアリング車両については、祝休日には一般開放し、周辺地域での利用状況、二次交通として有効活用されるか等を確認し、交通インフラの充実につながるか検討します。
また、災害時等の有事の際には、災害時の緊急物資運送手段として、無償で活用できる交通インフラを提供します。
【公用車シェアリングの概要図】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303063608-O1-M20zvD6x】
各社の主な役割
●日産サティオ徳島
今回、徳島市と包括連携協定を締結し、徳島市における地域モビリティに関する課題解決を推進します。公用車シェアリングにおける実証事業では、DAYZ、ノートe-POWERの計5台の車両提供を実施します。また、実証事業中の車両保守、点検を担当します。
●スカイレンタカー四国
「スカイレンタカー」ブランドでのレンタカー事業の展開、また「スカイレンタカー・スマートサービス」のカーシェアリングを、四国全域で展開しています。
今回の実証事業では、主にシェアリング車両の事業運営者として実証事業の運用業務全般を実施します。
●J-ウィングレンタリース
地域性やニーズに併せて「スカイレンタカー」、「ウイングレンタカー」の2ブランドを運営、展開し、独自システムにより事業拡大を図ってきました。
今回の実証事業では、レンタカー・カーシェアリングサービスの運営本部として、主に公用車シェアリングの運用設計、実証事業運営全般の支援を実施します。
●スマートバリュー
カーシェアリング事業者など、クルマのサービス化の事業を行っている事業者向けのプラットフォームサービス「Kuruma Base」を展開しています。
今回の実証事業では、主にシステム全般の保守運営全般、実証事業中のデータ集約・分析業務を実施します。
「スカイレンタカー・スマートサービス」の概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107302/202303063608/_prw_PT1fl_SP8Jyr9f.png】
Kuruma Baseについて
Kuruma Baseは、カーシェアリング事業者など、クルマのサービス化の事業を行っている事業者向けのプラットフォームサービスです。
クルマに接続する専用端末、クラウド上の管理コンソール、利用者向けスマートフォンアプリ、 運用サポートサービスで構成され、カーシェアリングを利用するまでに必要な機能をすべて取り揃えています。
Kuruma Baseおよびスマートバリューが提供するカーシェアリングサービス「Patto」では、クルマのサービス化を実現するための重要なポイントとなる鍵の受け渡しにおいてバーチャルキー(※1)を採用し、車両のシェアリングを実現します。バーチャルキーを実装することにより、「任意の許可された相手だけに、許可された時間のみ」車両の鍵の権限を与えることができます。
※1:バーチャルキーは、株式会社イードおよび株式会社ジゴワッツが提供するスマートロックシステムです。
カーシェアリングの他にも、Kuruma Base を活用し、レンタカー・他のカーシェアリングサービスとその他の移動手段(公共交通機関やその他シェアリングサービス)にまつわるサービスとをシームレスに連携することで、MaaS(Mobility as a Service)アプリやサービスとの統合も可能です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303063608-O2-IerP7jNa】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303063608-O3-9Z24sQ6v】
会社概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107302/202303063608/_prw_PT2fl_6786sa8Y.png】