マルチ蓄電プラットフォーム®「KPBP-Aシリーズ」に蓄電池ユニット2機種をラインナップ追加
よりエコで快適な自家消費ライフを実現
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長:細井 俊夫、以下OSS)は、マルチ蓄電プラットフォーム®「KPBP-Aシリーズ」(※1)のラインナップに新しく蓄電池ユニット2機種を追加し、12.7kWhタイプを6月、6.3kWhタイプを8月より発売開始(※2)します。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102197/202302243270/_prw_PT1fl_UFt5XfX7.png】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302243270-O8-ji7LYlGl】
近年、地震や台風など大型の自然災害が増加する中、停電に備えた非常用電力として蓄電システムが注目されています。また、継続的な電気料金の高騰や、2019年以降順次満了を迎える太陽光発電の卒FIT(※3)などに伴い、太陽光で発電した電気を自家消費するための蓄電システムのニーズも高まりを見せています。さらには、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー発電設備や蓄電池・EVなどの複数の分散された発電所をデジタル技術で制御・統合することで一つの発電所のように機能させるVPP(※4)の活用といった新たな取り組みなど、エネルギー需要と供給のバランスを保ち、効率よく使用するためのニーズはますます広がりをみせるものと思われます。
この度OSSは2020年10月に発売し、多彩な組み合わせでご好評を得ているマルチ蓄電プラットフォーム®「KPBP-A シリーズ」に、新しく蓄電ユニット2機種(12.7kWhタイプ、6.3kWhタイプ)をラインナップ追加しました。本2機種では、自家消費用途で設定される蓄電池の運転モード「グリーンモード」において、夜間充電量を従来の50%から100%に倍増させることで、よりエコで快適な自家消費ライフの実現と、VPP市場などのネットワークを通じた電力取引にも対応できる自由度の高い蓄電システムを実現します。
また、従来シリーズと同様、施工性や寒冷地対応もサポート。本2機種追加により、さらにユーザーの生活スタイルや使い方のニーズに合わせた最適な蓄電システムを提供します。
■主な特長
1.多彩な組み合わせで、ユーザーのニーズによりマッチする最適なシステムを提供
蓄電ユニットを2機種追加することにより、計15パターンの組み合わせを実現。多彩な組み合わせにより、ユーザーのライフスタイルや使い方などのニーズに合わせた最適なシステムを選択できます。また、オプションを後付けすることにより、導入後にシステムを拡張することも可能です。
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2.よりエコで快適な自家消費ライフを実現
昼間は太陽光で発電した電力を使い、夜間は安価な夜間電力を蓄電することで、自家消費の促進と昼夜料金差のメリットが享受でき、経済的でエコなエネルギーの有効利用に貢献します。
自家消費用途で設定される蓄電池の運転モード「グリーンモード」において、夜間充電量を従来の50%から100%に引き上げることで、夜間の安価な電気料金で充電できる時間が倍増しました。また満充電できることにより、夜間の停電時にも使える電気量が倍増するため、さらなる安心を実現します。
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また、VPP市場などのネットワークを通じた電力取引にも対応できるクラウド対応型蓄電システムで、15年の長期間の保証により、長く活躍できる蓄電システムです。
3.設置温度範囲の拡張により、設置エリアの拡大を実現
設置温度範囲の下限温度を従来機の-10℃から-20℃に拡張しました。より寒い地域への設置が可能となり、今まで設置をあきらめていたエリアへの設置を実現します。
■オプションの組み合わせとシステム構成
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・「単機能蓄電システム」:蓄電池のみが接続されたシステム
マルチ蓄電パワーコンディショナ(KPBP-A)
・「ハイブリッド蓄電システム」:太陽光発電と蓄電池のパワコンを1つにまとめたシステム
マルチ蓄電パワーコンディショナ(KPBP-A)+PVユニット(KP-DDP66)
・「全負荷型ハイブリッド蓄電システム」:停電時でも家中丸ごとバックアップ(※5)できるハイブリッド蓄電システム
マルチ蓄電パワーコンディショナ(KPBP-A)+PVユニット(KP-DDP66)+トランスユニット(KP-TRN40)
■主な仕様(※6)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302243270-O7-2Rnoclyl】
※1. マルチ蓄電プラットフォーム®:マルチ蓄電パワーコンディショナ「KPBP-A」を中心に、機器の組み合わせにより、単機能型・ハイブリッド型・全負荷バックアップ型と、住環境にあわせて最適な蓄電システムを選べる多様な蓄電システム
※2. 現時点での予定です。具体的な発売日・出荷日などについては購入窓口までお問合せください。
※3. 2009年に日本国内でスタートした再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)において買取期間の10年を満了すること。
※4. VPP(Virtual Power Plant):点在する小規模な再エネ発電や蓄電池・EV等の設備を、電力の需要を管理するネットワークシステムでまとめて1つの発電所のように制御・統合する仮想発電所
※5. 全負荷バックアップ用分電盤の設置が必要です。停電時の出力は4kVAのため、発電状況により使用可能な負荷が制限される場合があります。
※6. 仕様・製品デザインなどについては現時点での予定のため、予告なく変更する場合があります。マルチ蓄電プラットフォーム®KPBP-Aの構成機器に関する仕様詳細については以下をご参照ください。
https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/energy/product/bt/kpbp.html
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。