WiTricityが自動運転eバスへのワイヤレス充電を業界で初めて実現
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【ウォータータウン(米マサチューセッツ州)2023年2月8日PR Newswire=共同通信JBN】ワイヤレスEV充電をリードするWiTricity(https://witricity.com/ )は8日、中国ナンバーワンのバスブランドYuTong Bus(宇通客車)(https://en.yutong.com/ )と協力し、YuTongの自動運転電気バス(eバス)にワイヤレス充電を提供すると発表した。
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これは自動運転eバス向けにワイヤレス充電が商用採用される初のケースで、WiTricityは世界で最も進んだ公共交通システムの1つに重要な機能を提供することになる。
WiTricityのAlex Gruzen最高経営責任者(CEO)は「YuTong Busへのワイヤレス充電が大規模な自動運転を支えていることを初めて実証できるのは、非常にうれしい」「自動化が進むにつれ、充電とサービスのロジスティクスがより重要になる。WiTricityのワイヤレスEV充電は、次世代の電動輸送、電動物流を可能にする」と語った。
YuTongのeバスへのワイヤレス充電の商用展開は、中国・鄭州の自動運転ミニバス「Xiaoyu(小宇)2.0」でデビューする。10人乗り、自動運転レベル4のバスで、航続距離は150km。
WiTricity Halo(R)充電器は、プラグを差し込む必要がなく、充電体験がシンプルになる。輸送用途で重くて扱いにくいコードやケーブルが必要となれば、商用ドライバーの労災補償請求の主要因であるスリップや転倒につながりかねないため、この点は特に重要である。自動運転のシャトルやバスの輸送用途が世界中で広がる中、ワイヤレス充電はこうした車両を運行させ続ける上で重要な役割を果たすことになる。
WiTricityはこれまで、FAWのHongQi(紅旗)(https://witricity.com/newsroom/blog/look-ma-no-hands-autonomous-park-and-charge-is-real/ )やジェネシスのGV60(https://witricity.com/newsroom/blog/seoul-seeking/ )などの乗用車にワイヤレスEV充電を導入してきた。タクシーの試験(https://witricity.com/newsroom/blog/wireless-taxi-charging-trial-builds-on-witricity-technology/ )も進行中で、客待ちで並んでいるタクシーにワイヤレス充電を使って「パワースナック(TM)」を提供する様子を披露している。Yutongのバスは、自動運転商用車へのワイヤレス充電の初披露のケースとなる。
▽WiTricityについて
WiTricityは、電気自動車向けワイヤレス充電の先駆者で、乗用車、商用車のいずれでも磁界共鳴技術の開発、導入を主導している。同社の技術は広範な特許ポートフォリオに支えられており、SAE、ISO、GBなど、承認済みのグローバルなEVワイヤレス充電規格の基礎となっている。自動車メーカーやティア1サプライヤーは、プラグイン充電の手間を省くことでEVの普及を促進し、常に利用可能なワイヤレス・ビークル・トゥ・グリッド(V2G)を実現して将来の自動運転の準備を整えるため、WiTricityを頼りにしている。
ソース:WiTricity
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