「日商簿記―1グランプリ2022」の結果発表について
2023年1月30日
日本商工会議所
日本商工会議所(小林健会頭)は、本年度の「日商簿記-1グランプリ2022」
の結果を本日発表いたしましたので、お知らせします。
◆「日商簿記-1(ボキワン)グランプリ」とは
「日商簿記-1グランプリ」は、学校・企業等で3~5人のチームを編成し、
11月に実施する簿記検定試験1級の合計得点(チームの上位3名)を競う全国大会
です。本グランプリは、日商簿記資格取得に取り組む学校や企業等の大きな目標
となるとともに、上位級の合格を目指す受験者が学習を継続する励みとなること、
併せて簿記を学ぶ仲間との友情を育むことなどを目的に、2016年度より開始し、
今回で5回目となります。
新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となった今回は、
11月20日(日)施行の第162回日商簿記検定試験において、107チーム435名、
62団体(内訳:専門学校等41、高等学校18、大学2、企業1)にご参加いただきま
した。
◆受賞チーム(上位10チーム)
資格学校から多くの参加がある中、高校のチームが善戦しました。
上位10チームには賞状と記念品を贈呈します。
順位 チーム名 所属 得点 都道府県
1 朝日A 朝日大学会計研究部 262 岐阜県
2 ラーメン食べたいな 滋賀県立八幡商業高等学校 238 滋賀県
3 大原学園札幌校Aチーム 大原簿記情報専門学校札幌校 231 北海道
4 大原学園熊本校Aチーム 大原簿記情報専門学校熊本校 231 熊本県
5 関軍 大原簿記情報医療専門学校 226 愛知県
6 オリックス 大原簿記情報医療専門学校 220 愛知県
7 Passion 大原簿記情報医療専門学校浜松校 218 静岡県
8 team ISHII 大原ビジネス公務員専門学校岡山校 215 岡山県
9 大原福岡校B 大原簿記情報専門学校福岡校 214 福岡県
10 大原学園千葉校チームA 大原簿記公務員専門学校千葉校 213 千葉県
※チーム名はエントリー情報をそのまま掲載。
※以下の判定ルールに則り順位を判定。
【判定ルール】最優秀チームの決定については以下の基準で判定する。
(1)チーム内の成績の上位3名の合計得点をチームの得点とし、チーム得点の
高いチームを上位として順位を決める。
(2)なお、最高得点が同点の場合は、以下の基準で順に判定していく。
1.当該メンバー(得点の合計の対象となった受験者)の合格者数の多いチーム
を上位とする。
2.当該メンバーのうち3番目の得点者を比較し、得点の高い方のチームを上位
とする。
3.当該メンバーのうち2番目の得点者を比較し、得点の高い方のチームを上位
とする。
4.答案内容等から日本商工会議所が判断する。
◆日商簿記1級について
2021年度、2022年度の受験者数は、学びなおし等の機運の高まりもあり
2016年度以来の20,000人超えとなっています。
<レベル>
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や
会社法、財務諸表等 規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営
管理や経営分析を行うために求められるレベル。公認会計士、税理士などの
国家資格への登竜門。
<第162回日商簿記検定1級データ>
受験者数(申込者数):12,286名 実受験者数:9,828名
合格者数:1,027名 合格率:10.4%
<ご参考>日商簿記-1グランプリHP https://links.kentei.ne.jp/boki-1/