高麗人参と紅参が血圧・記憶力の改善に効果と発表
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【ソウル(韓国)2022年11月1日 PR Newswire=共同通信JBN】The Korean Society of Ginseng(韓国高麗人参学会、Lee Man-hui会長)は、第13回高麗人参国際シンポジウムが25日から28日まで、ソウルのロッテホテルで開催されたと発表した。
▽韓国高麗人参学会
シンポジウムで、新型コロナウイルス(COVID 19)の感染に対する免疫力や経時的な免疫力の向上(韓国忠南国立大学のSeo Sang-hee教授チーム)や、心臓血管システムの健康に寄与する血圧バランス(米イリノイ州のシカゴ大学Muhammad Irfan教授チーム)など、研究者たちは免疫力や血行改善に関する研究で注目すべき研究成果を明らかにした。
カナダのVuksan教授チームは、高麗人参が高血圧や糖尿病の患者の血圧を改善し、患者による摂取が安全であることを検証している。(注1)
Vuksan 教授のチームは、2型糖尿病で高血圧の患者 80人を被験者に12週間臨床試験を実施し、紅参(コウジン)とアメリカ人参を併用投与した群では12 週間後に、中心収縮期血圧が大幅に低下(3.98±2mmHg,p=0.04減少)していることを突き止めた。その結果、血管の機能に直接影響を与えることなく、薬とは別に、補助的に投与した場合、高麗人参が糖尿病患者の中心収縮期血圧を改善できることが確認された。
梨花女子大学医学部のSeikwan Oh教授チームは、紅参が記憶障害と学習能力を改善することを検証している。
Seikwan Oh教授のチーム (共同研究者:慶煕大学東洋医学部Bombi Lee氏)は、6~8週齢のラット48匹を6群に分け、受動的回避試験とモリス水迷路試験を実施、コンスタントに一時的なストレスを与え、紅参抽出物を14日間にわたり1日20、50、100mg/kg注入した後、学習能力と空間認知能力を検証した。その結果、紅参注入群にはNF-kB の増加は見られなかった。NF-kBはストレスを受けた群で海馬が増加し、炎症を引き起こす。低下した脳神経の成長因子であるmRNA(メッセンジャーRNA)の生成は、紅参注入後、252.51%回復した(p< 0.05)。
(注1)Vladimir Vuksan, Elena Jovanovski, et al., Vascular effects of combined enriched Korean Red ginseng(Panax Ginseng)and American ginseng(Panax Quinquefolius)administration in individuals with hypertension and type 2 diabetes: A randomized controlled trial, Complementary Therapies in Medicine 49(2020)102338
ソース:The Korean Society of Ginseng
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