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“オゾン除菌のプロフェッショナル”がお届けする オゾンミライ通信 No.2 2022年10月号

2022.10.28 14:00

< 11月3日は “オゾンの日” >なぜ今“オゾン”が注目されるのか?

 
2022年10月28日
NEWS LETTER
株式会社タムラテコ

“オゾン除菌のプロフェッショナル”がお届けする オゾンミライ通信 No.2 2022年10月号 < 11月3日は “オゾンの日” > なぜ今“オゾン”が注目されるのか? ~ オゾンの基礎知識や身近な活用シーン、オゾン除菌の仕組みと効果まで ~

オゾンの化学記号「O3」から11月3日は「イイオゾン」の語呂合わせで「オゾンの日」に認定されています。「オゾンの日」に合わせ、オゾン関連製品の専門メーカーであるタムラテコが、意外と知らないオゾンの基礎知識から、オゾンの身近な活用シーン、オゾン除菌の仕組みと効果まで、オゾンに関する情報をまとめてお届けします。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O5-JG8anJ1B
オゾンって何?
オゾン(O3)とは酸素原子(O)が3つ結合したもので、強い酸化力を持つのが特徴です。オゾンはフッ素についで酸化力があり、漂白剤に使われる塩素や消毒液に使われる過酸化水素より強い酸化力があることから、オゾン脱臭やオゾン除菌などでその力を発揮します。またオゾンには独特のにおいがあり、「オゾン」という名前もギリシャ語で「におい」を意味する「ὄζειν (Ozein)」からきています。
オゾンは私たちが住む地上でも、森や海岸などに低い濃度で存在しており、森林浴や海岸の日光浴で感じるさわやかさはオゾンの影響とも考えられています。また、地球の表面から10km~50kmの「成層圏」の中で、このオゾンが集中して存在する層は「オゾン層」と呼ばれ、オゾン層は太陽が発する有害な紫外線を吸収してくれるため、海で誕生した生物が陸上で暮らせるようになったといわれています。オゾンを使用する際は、1日8時間・1週間で40時間労働するような職場の場合、オゾンの濃度は0.1ppm以下になるように1963年から日本産業衛生学会で規定されています。ちなみに0.1ppmという単位は、森林や紫外線の強い海岸線などで観測される濃度(0.05~0.1ppm程度)に近いです。

オゾンが活用されている身近なシーン
オゾンは、空気中の酸素のみを原料として電気があればどこでも発生させることができることから、どのような場所でも必要な分だけ生成が可能です。また、除菌・消臭反応後は酸素にもどることから、原材料不要、後処理も不要なオーガニックな素材として、オゾンガスやオゾンガスを水に溶かしたオゾン水として利用が拡大しています。特にヨーロッパで古くから医療分野での有効活用されており、日本でも医療分野はもちろん、食品分野・畜産分野・上下水道などで活用されています。

医療分野
タムラテコでは、医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO13485の認証を取得。医療機器や手術台の殺菌はもちろん、歯科医院では止血防止、臭気対策としてユニット(チェアー)にオゾン水を通水し、ハンドピースの水やうがい水をオゾン水化するなど様々な医療シーンで用いられています。

食品分野
スーパーやコンビニなどのカット野菜は、従来次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系殺菌剤によって洗浄されることが多いですが、オゾン水ならこうした殺菌剤を使わず、野菜の洗浄・除菌が可能です。殺菌剤と異なり水感覚で使用できるため、使用後のすすぎも必要ありません。さらに、水産加工場や精肉工場でもオゾン水は採用されており、食品の洗浄や調理具の除菌・消臭にも活用されています。

畜産分野
神奈川県畜産研究所が行った試験では、糞尿に由来する大腸菌に汚染されている畜舎内にオゾンを放出することで、落下大腸菌数を減少させる殺菌効果が確認され、畜舎内空気の消毒への利用の可能性が認められています。実際に畜産農業協同組合では、家畜の糞尿の脱臭及び除菌を目的として、霧状にしたオゾン水を場内に噴霧しています。

上下水道
東京都水道局では、高度浄水処理にオゾン処理と生物活性炭処理を組み合わせており、嫌なにおいの元となる有機物やかび臭物質、アンモニア態窒素(塩素と反応することでカルキ臭の原因となる物質)の除去を行っています。また、京都市の下水道でも下水の脱臭・脱色にオゾンが用いられています。

オゾン化油の活用
オリーブ油やひまわり油などオレイン酸を含む油脂にオゾンガスを導通する「オゾン化油」。ヨーロッパ諸国では60年以上も前から外表疾患治療薬として使用されてきました。日本では薬事法による医薬品として認可されてはいないものの、全国の畜産関連・競走馬関連などの施設や動物病院などの動物治療の分野ではすでに実用化が進んでいます。さらに美容分野でも美白効果などの研究が進められています。

いま注目される“オゾン除菌”とは
新型コロナウイルスの感染拡大以降、日常の感染対策が求められています。冬の寒い日や高層階や地下など、換気が難しい空間での感染対策は、オゾン発生器による【早い・確実】な感染対策が効果的です。オゾンガスを室内に発生させることで、浮遊するウイルスや細菌だけでなく、空気清浄機では清浄しきれないドアノブなどの付着ウイルスも除菌可能です。また、ふき取り除菌や手指消毒で使用しているアルコール消毒液は、アルコールに過敏な方は使いにくいといった問題もありますが、オゾン水であれば、人体に影響なく、手荒れなども起こりません。こうした特徴から、オゾンの可能性がさらに注目されています。

オゾンガスによる新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス不活化について
2022年2月28日には、奈良県立医科大学とMBT コンソーシアム会員のタムラテコ 、MBT微生物学研究所株式会社の研究グループは、有人環境下での空間濃度の基準値とされている 0.05ppm、0.1ppmの濃度のオゾンガス曝露において、新型コロナウイルスのアルファ株(英国由来変異株)、ベータ株(南アフリカ由来変異株)、ガンマ株(ブラジル由来変異株)、そしてデルタ株(インド由来変異株)の不活化を確認しました。また、高湿度条件下では不活化の速度が速まることも確認され、オゾンの実用性を学術的に示しました。
https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r3nendo/documents/press20220228.pdf

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O9-rp154smg
さらに、財団法人北里環境科学センターに依頼したA型インフルエンザウイルスの不活性化試験(試験期間:平成21年8月6日~平成21年8月10日)では、オゾン濃度約0.1ppm、相対湿度43~52%、湿度23.5~27.5℃の状況下で曝露した場合、2.6Log10の不活性化が得られたことも証明されています。
http://www.teco.co.jp/wp/wp-content/uploads/2010/10/hukasseika_siken.pdf

オゾンで向き合う”薬剤耐性”という健康問題 ~毎年11月は薬剤耐性対策推進月間~
いま、世界中で抗菌薬の効かない耐性菌が増加しています。感染症の原因となる細菌に抗菌薬が効きにくくなる、または効かなくなることを「薬剤耐性(AMR)」といい、薬剤耐性による死亡者数は2050年には、現在の70万人から1000万人に上り、がんによる死亡者数を上回ると予想されています。※1 こうした世界的脅威に対して、“耐性菌をつくらない“というオゾン除菌の仕組みがいま注目されています。薬剤による除菌を行っていた場合、核酸や核が残り不活化(死滅した状態にすること)までに至らないため、その薬剤に対する抗体が菌に発生し、耐性菌の発生へと繋がる事例が報告されています。一方オゾン除菌の場合は、細菌を直接酸化分解し、不活化するため、耐性菌が発生することはありません。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O2-Bq9VX21g
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O3-8vduU55U

※1 出典:AMR臨床リファレンスセンター/薬剤耐性の脅威とは ~知ろうAMR、考えようあなたのクスリ~
http://amr.ncgm.go.jp/infographics/002.html

オゾン関連製品の専門メーカー「タムラテコ」とは?
タムラテコは、オゾンを活用したテクノロジーとエコロジーの精神のもと、『オゾンのテクノロジーをもっと多くの人にもっと便利にスタンダードに』をスローガンに掲げ、2003年創業から、ひたむきにオゾン製品とオゾンを併用する紫外線の製品企画・開発・製造販売・メンテナンスを実施してきた日本では数少ないオゾン関連製品の専門メーカーです。

主な商品
オゾンエアー機器
日本産業衛生学会が定めるオゾン濃度を厳守しながら、有人下/無人下など様々な環境下でご利用いただける製品をラインナップしています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O7-tMA3kGlT

オゾン水機器
水道水だけで除菌効果の高いオゾン水を生成することができます。残留性がなく、人体にも安全なため、うがい・手洗いにもご利用いただけます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O8-anUltOf0

医療機器
医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO13485の認証取得しているタムラテコでは、医療機器として「オゾンガス消毒器」と「オゾン水製品」を展開しております。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O10-ycnQ2F9V

スキンケア製品
自然界ではすぐに酸素に戻ってしまうオゾンの持つ能力をそのままに、保存・持ち運びを可能としたオゾン化オリーブ油をふんだんに使ったハンドクリームとソープを開発しております。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210278854-O11-Q0935Emf

会社概要
社名:株式会社タムラテコ
代表取締役:田村耕三
設立:2003年4月
従業員数:60名(グループ全体76名)
所在地:大阪府東大阪市長田東2-1-33 長田平成ビル4F
事業内容:オゾンガス・オゾン水を利用した脱臭、除菌、紫外線照射装置の製造・販売
企業URL:https://teco.co.jp/
ブランディングサイトURL:https://brand.teco.co.jp
Facebook:https://www.facebook.com/tamurateco/
Instagram: https://www.instagram.com/tamurateco_official/

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