FII Instituteが新たなテクノロジー賞を創設

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【リヤド（サウジアラビア）2022年10月26日PR Newswire＝共同通信JBN】グローバルな非営利財団であるFuture Investment Initiative (FII) Institute（未来投資戦略（FII）研究所）は26日、世界的な研究出版社シュプリンガー・ネイチャー（Springer Nature）の支援を受けて「Algoritmi Prize（アルゴリズム賞）」の創設を発表した。この年次の科学技術賞は、地球規模の課題に対処する現実世界の解決策を生み出す潜在性を持つ人工知能（AI）とロボティクスの研究を称えるために創設された。

Algoritmi Prizeは毎年、食糧や水の安全保障、医療、エネルギー、気候変動といったテーマで国際社会が直面している、さまざまな地球規模の課題に焦点を当てる。資格のあるすべての応募者は公開コンペティションに招請され、グローバルな専門家による独立審査委員会が評価する。

受賞者は、自身のテクノロジーを開発・拡張するための資金を受け取るほか、FII Instituteのプラットフォームにアクセスして投資家、研究者、意思決定者とその研究を共有することができる。2023年1月に募集を開始し、2023年10月に開催するFII 7th Editionで第1回の受賞者が発表される。

さらに、同賞に伴って、FIIミーティングでは毎年シンポジウムを開催し、ロボティクスの分野における著名人の講演が行われる。このシンポジウムには、共通の関心を持つ学術界、政府、産業界の代表者が集まり、ロボティクスを巡る議論への道筋を作り、イノベーションをさらに推進する。

FII InstituteのRichard Attias最高経営責任者（CEO）は「FII Instituteの使命は、人類にインパクトを与えることであり、人工知能（AI）やロボティクスなど4つの主要な分野に焦点を当てている。Algoritmi Prizeの創設を通じて、世界中の優秀な頭脳が創造的なアイデアを投資家や意思決定者と共有し、世界中の人々が直面している問題を解決するための現実的な解決策に変えることを促進したいと願っている」と述べた。

現在の地球規模の課題を解決するにあたってAIとロボティクスの重要性に対する世界の認識はますます高まっており、科学雑誌に掲載される論文の数は前年に比べて飛躍的に増加した。新しい技術が登場するにつれ、われわれが現在直面している社会的、経済的、環境的課題を解決する現実世界での解決策に焦点を当てたロボティクスの研究が急務であることは明らかだ。

同賞のプログラムは、世界的な研究出版社であるシュプリンガー・ネイチャーの協力で策定された。同社は科学と研究のコミュニケーションに関する専門知識を持ち、第1回の賞の審査委員会と応募作品の評価に携わる。

Steven Inchcoombe最高出版責任者は「賞のプログラムは、地球規模の課題に取り組むために、根拠に基づくアプローチを広げている研究者を評価する重要なプラットフォームを提供する。FIIがAIとロボティクスに出現した影響力のある研究に光を当てることで、この新しい賞を支援できることをうれしく思う」と述べた。

編集者注意
このイベントのファクトシートは以下を参照：https://fii-institute.org/wp-content/uploads/2022/07/FactSheet_Enabiling-a-New-Global-Order-6th-4.pdf

▽FII Instituteについて
Future Investment Initiative (FII) Institute（未来投資戦略（FII）研究所）は、投資部門を有し、1つのアジェンダ「Impact on Humanity」を掲げる新しい国際的な非営利財団である。国際的、包摂的で環境・社会・企業統治（ESG）の原則にコミットし、世界中の優秀な人材を育成し、人工知能（AI）、ロボティクス、教育、医療、持続可能性の5重点分野でのアイデアを現実世界のソリューションに変える。

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ソース：FII Institute