CATLが690MWの記録的なGemini Solar+Storage Project向けにPrimergy Solarと単独のバッテリー供給契約を締結
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【寧徳(中国)2022年10月18日PR Newswire=共同通信JBN】新エネルギーの革新的なテクノロジーのグローバルリーダーであるContemporary Amperex Technology Co., Limited(CATL)は18日、米ネバダ州ラスベガス郊外での過去最高の12億米ドルに達するGemini Solar+Storage Projectで、実用かつ分散規模のソーラーおよびストレージの大手開発・所有・運営会社Primergy Solar LLC(Primergy)と単独のバッテリー供給契約を締結したと発表した。
完成すれば、Geminiは690MWac/966MWdcのソーラーアレーと1416MWhのストレージ容量を持つ米国最大級の運用可能なソーラーおよびストレージのプロジェクトになる。今年初め、Primergyは包括的かつ詳細な調達プロセスを完了し、Geminiプロジェクトのためにいくつかの世界有数の機器サプライヤーと建設パートナーを選定した。
PrimergyはGeminiプロジェクトのために革新的なDC結合システムを設計した。このシステムはソーラーアレーとCATLストレージシステムを連携させることで効率性を最大化する。CATLはPrimergy Solarに、長寿命、高集積度、高安全性を特徴とする屋外用モジュール型液冷電池電力貯蔵システムであるEnerOneを供給する予定だ。最大1万サイクルのサイクル寿命を持つLFPベースのバッテリー製品は、Geminiプロジェクトの安全で信頼性の高い運用に貢献する。PrimergyがGeminiのためにEnerOneソリューションを選択した理由は、現場での安全で信頼性の高い運用を求めるPrimergyの要件を満たす高度なリン酸リチウムの性質を利用しているためだ。
Ty Daul最高経営責任者(CEO)は「CATLはバッテリー業界のテクノロジーリーダーであり、Geminiプロジェクトで提携し、CATLの先進的なEnerOneストレージソリューションを紹介できることをうれしく思う。わが国のエネルギーの信頼性と復元力の未来は、最も必要とされるときに安定した電力をグリッドに再び供給できるバッテリーストレージ容量の大規模展開にかかっている。CATLと協力して、当社は市場をリードする高度なバッテリーストレージシステムを構築している。このシステムは、ネバダにおいて、日中に太陽光発電で余剰電力を確保し、日没後の早い夜の時間帯の使用向けに蓄電しておくことができる」と述べた。
CATLのTan Libin副社長は「Primergyの業界経験豊富なチーム、長期資産の開発・建設・管理における社内の能力、CATLの革新的なバッテリーテクノロジーにより、Gemini Solar プロジェクトにおけるわれわれの協力が大規模電気化学エネルギー貯蔵適用の素晴らしい手本となり、カーボンニュートラルにむけた世界の動きを促進できると信じている」と述べた。
ソース:Contemporary Amperex Technology Co., Limited