Xinhua Silk Road:専門家が中国のNEV産業の急成長段階入りを予測
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AsiaNet 98017 (2340)
【北京2022年9月23日PR Newswire=共同通信JBN】9月21日に開催されたSino-German Forum on Development of NEV Industryに出席した専門家らは、中国の新エネルギー自動車(NEV)産業は初期の成長段階を経て、いまや急成長段階へと足を踏み入れようとしているとの見解を明らかにした。
中国東部安徽省の省都合肥で開かれたフォーラムに研究者や起業家とともに出席した専門家らは、中国は新興の技術や新製品、新たなサービスによりNEV産業の発展を促進したとの見方を強めた。
ドイツ自動車工業会(VDA)のHildegard Muller会長は、電気自動車(EV)の開発加速、EV用電池の性能向上、充電セットの利用領域の一段の拡大を進め、中国とドイツのカーボンニュートラル目標の達成を促進するよう自動車業界に呼びかけた。
中国科学院会員のOuyang Minggao氏は、中国のNEV業界は今後、3つの側面で新たな傾向を提示することが見込まれると述べた。具体的には、低炭素で高性能かつスマートな電力電池、電気自動車車台プラットフォームの迅速な反復、充電システムや蓄電した電力を系統に供給する技術などのエネルギーインフラの革新的な開発である。
中国のNEV市場の発展は現在、政策主導段階から市場主導段階へと移行した。中国自動車工業会(CAAM)のShi Jianhua事務局次長は、 2022年に中国のNEV販売台数は前年に比べて約56%増加して550万台を突破する可能性があると予想した。
安徽省改革開発委員会のWang Yi 二等検査官によると、中国の重要なNEV産業基地の1つである安徽省では、地元のNEV業界を強化するために詳細かつ実用的な方策が策定された。これには世界クラスのNEVおよびインテリジェントコネクテッドビークル(ICV)の産業クラスターを作り上げるためのNEVおよびICVの開発支援など、多方面にわたる側面からの方策が含まれている。
Volkswagen AnhuiのGabardi最高経営責任者(CEO)は、同社の最初のモデル試作品は10月から生産され、量産は2023年に始まる予定であることを明らかにした。
このフォーラムは安徽省人民政府が中心となって組織した。フォーラム会場で、China Economic Information Service(中国経済情報サービス)とCAAMが共同で、中国のNEV産業の質の高い開発に関する報告書を発表し、関連政策、事業開発、応用、支援リソース、ICV開発からみた業界の実態を描き出した。
オリジナルリンク:https://en.imsilkroad.com/p/330211.html
ソース:Xinhua Silk Road
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(画像説明:Sino-German Forum on Development of NEV Industryの模様=新華社への提供写真)