ファーウェイ:5.5Gはインテリジェントな世界へ続く道筋の重要なマイルストーン
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202209227012-O1-csa435Sf】
AsiaNet 97961 (2297)
【バンコク2022年9月21日PR Newswire=共同通信JBN】
*ホワイトペーパー「Striding Towards the Intelligent World」を発表
HUAWEI CONNECT 2022のStriding Towards the Intelligent World Summitが21日、成功裏に終了した。ファーウェイのエグゼクティブディレクター兼ICTインフラストラクチャー委員会会長のDavid Wang取締役はこのサミットで、「Embracing the 5.5G Era: Striding Towards the Intelligent World (5.5G時代の到来:インテリジェントな世界へ向けての歩み)」と題した基調講演を行った。
この講演では、5.5Gがインテリジェントな世界へのわれわれの道筋における重要なマイルストーンであることを強調し、インテリジェントな世界に関するファーウェイ(Huawei、華為技術)の最新ホワイトペーパーシリーズを発表した。Wang氏はまた、ICT業界に対して、このビジョンの8つの側面について協調して取り組むよう呼びかけた。5.5G時代の業界ビジョンと標準をさらに定義し、洗練させるために協力することで、業界は5.5G時代とインテリジェントな世界に向かってこれまで以上に速く前進することができる。
今後、個人、家庭、産業のいずれにおいても、デジタルインフラストラクチャーに対する要求は高まるだろう。
個人向けには、XR(クロスリアリティー)やホログラフィックコミュニケーションなどの没入型サービスが成熟し、接続体験は1Gbit/sから10Gbit/sに増加すると言われている。モバイルDOUは、現在の15GBから100GBに急増する。また、レイテンシーやユビキタス接続への要求も高まってくるだろう。
家庭向けには、24K 3D VRゲームやホログラフィック教育・会議などの高度なサービスが生み出す需要により、フルファイバー10Gbit/sの時代が到来している。
産業界では、デジタルトランスフォーメーションが今や急速に進んでいる。スマート製造やパワーグリッドディスパッチなどの産業グレードのアプリケーションは、接続、品質、感知に対する多用な要求を高め、コンピューティング能力やストレージに対する需要の爆発的な成長をもたらしている。
Wang氏は「インテリジェントな世界に到達することを望むなら、われわれは全力で取り組み続けなければならない。5.5G時代は、この道筋の重要なマイルストーンであり、見逃すことはできない。5.5G時代には、ユビキタス10Gbit/s体験、インテリジェントで高品質な計算スケジューリング、高度に自律的なL4ネットワーク、企業向けCloud Native 2.0サービス、10倍のコンピューティング効率、ストレージ、インフラストラクチャーのエネルギー効率化が必要になるだろう」と述べた。
Wang氏はさらに、デジタルインフラストラクチャーの進化と強化を継続し、5.5G時代とインテリジェントな世界の到来を加速するためには、顧客、エコシステムパートナー、業界団体、学術機関のサポートが必要だというファーウェイの信念を強調した。
より具体的には、次のことに対して業界のプレーヤーが一丸となることが必要だと述べた:
1. 業界の発展を加速させ、より商業的価値の高い新しい5.5Gユースケースの探求を続けるために、より多くの周波数割当を促進する。
2. F5.5Gに向けた技術的な道筋と標準を定義する。
3. Net5.5Gへの進化に向けたコンセンサス形成の早期実現。
4. L4/L5自律ネットワーク用のプロファイルを定義し、統一規格を推進する。
5. 成功の共有のためにオープンで多様なコンピューティング産業を構築し、コンピューティングアーキテクチャーを再定義する。
6. 多様化するデータ処理要件に対応するストレージアーキテクチャーを定義する。
7. インテリジェントな世界のためのクラウド基盤を構築し、より強力なクラウドサービス産業のエコシステムを育成する。そして最後に、
8. 革新的なICT技術とソリューションで産業の省エネと排出量削減をサポートする統一NCIeシステムを採用する。
Wang氏はまた、「Striding Towards the Intelligent World」と題したファーウェイのホワイトペーパーの最新シリーズを発表した。このホワイトペーパーは、上記の8つの側面に関連する次なるステップを指針として、新たなビジネスニーズや技術開発によって主要なICTインフラストラクチャー領域にもたらされる機会と課題の両方を探求している。また、このホワイトペーパーは、これらの領域における主要なトレンドの概要を述べ、同社が推奨する2025年までに業界が取るべき行動を明記している。
続いて、ファーウェイのチーフストラテジーアーキテクトであるDang Wenshuan氏が登壇し、ホワイトペーパーの内容について詳しく説明した。5.5G、さらにはインテリジェントな世界に向け、同社が推進したい次の2つのコンセプトを強調した。
1. 「ICT for Intelligence(インテリジェンスに向けたICT)」は、重要な機能を向上させるために、さまざまなICT領域で絶え間ないイノベーションと進化を行うことに焦点を当てている。
2. 「ICT for Intelligence 」は、複雑化するO&M、多様なサービスシナリオでのユーザー体験の確保、グリーン開発などの課題に対処するために必要となるICT産業自体におけるインテリジェントなアーキテクチャー上のイノベーションに焦点を当てている。これらの課題に取り組むことで、既存および今後のICTコア能力を最大限に活用し、インテリジェントな世界へとわれわれをより早く導くことができる。
ソース:Huawei Connect
添付画像リンク:
Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=429994
(写真説明:基調講演するDavid Wang氏)