シュナイダーエレクトリック、石垣市役所に省スペースで災害に強いトータルITインフラソリューションを導入
2022/9/14
シュナイダーエレクトリック
• モジュール型UPSへの集約により、省スペースと電力容量の最適化を両立した災害対策を実現
• 限られた空間でもコンテインメントシステムにより空調効率を最大化
• インフラ管理ソフトウェアで各機器の状況の監視・運用を行い、安定稼働と業務効率化を実現
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、石垣市役所(所在地:沖縄県石垣市)に、空調、集約型UPS、環境監視システム、免震装置といった当社のトータルITインフラソリューションを導入し、省スペースかつ災害に強いサーバールームを構築したことを発表します。
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石垣市は、石垣島をはじめとした八重山諸島の物流・経済の中心となる都市です。市民生活を支える機能の向上および、災害対策として、2021年11月に新庁舎へリニューアルしました。この市庁舎の移転・新築に伴って、老朽化が進んでいた市民の情報資産を守るサーバールームも一新されることとなりました。ただ、新庁舎といえどもサーバールームに大きなスペースを確保することは難しく、コンパクトにラックを設置できる、効率的な空調管理ができる、災害に備えて冗長化できることが求められていました。
そこで、従来の小型UPSからモジュール型UPS「Symmetra LX」に集約することで設置面積を縮小し、内部冗長化による高可用性と拡張性を実現しました。また、機器の管理負担を減らし、電力容量も最適化することができました。
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空調管理の面においては、IT機器からの排熱をドアと天井で囲い込むコンテインメントシステム「HACS」を採用、限られた空間でも最大効率の空調を実現しました。さらに、温度や湿度を検知する「NetBotz」と「StruxureWare Data Center Expert」をにより、温度・湿度の監視を行い、アナログで監視を行っていた負担も減らすことができ、業務の効率化にもつながりました。
災害対策としては、「Symmetra LX」での冗長化に加えて、薄さわずか3mmの低コストな免振装置も当社の提案により採用。省スペースながら災害に備えた環境作りをサポートしました。
そして、この空調、集約型UPS、環境監視システム、免震装置のトータルソリューションを「EcoStruxure IT Advisor」を使って一元的に運用・管理し、課題であった災害に強い安定的なシステム稼働を実現しました。
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今後もシュナイダーエレクトリックは、多様化するシステム環境や要望ににあわせた製品やソリューションの提供を通じ、データセンターおよびサーバールームの効率的な運用に貢献していきます。
導入事例詳細はこちら https://www.apc.com/jp/ja/download/document/CR_Ishigaki_city/
ご紹介動画はこちら https://youtu.be/GUyPjWQcKIc
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
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