CGTN:2022中秋節ガラ:世界の中国人のための家族の饗宴
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【北京2022年9月13日PR Newswire=共同通信JBN】中国太陰暦の8月15日、「月の祭り」としても知られる中秋節を数億人もが祝う。今年の中秋は9月10日にあたる。
中秋節は家族の再会だけではない。それは、収穫の喜び、ロマンス、そして、人間と自然の調和に関するものでもある。
中秋節は秋の風物を統合したもので、中秋節に含まれる祭りの要素のほとんどは古代に起源を持つ。中秋節祝賀の重要な部分は月への崇拝である。古代の農耕社会では、月の運行は農業生産や季節的変化と密接に関係していると信じられていたため、中秋節(月の祭り)は重要な儀式的活動になった。
古来、中国には月にまつわる多くの伝説があった。中国人にとって、月は神聖、純粋で高貴なものの象徴である。月を詠んだ数万編の詩が記録されている。
中秋節の起源を説明する興味深い物語がたくさんある。Chang’e(嫦娥)とHou Yi(后げい)の物語は、中国人に最も広く受け入れられている。昔々、嫦娥という美しい女性がいた。彼女の夫は勇敢な弓の名手、后げいだった。しかし、ある日、嫦娥は瓶に入った不老不死の薬を飲んでしまう-薬を誰にも奪われないようにという夫の指示を守ろうとしたのだった。そして、彼女は愛する夫と別れ、空へと舞い上がり、ついに月に降り立ち、現在に至るまでそこで暮らしている。
現代では、中秋節は進化し、月餅を食べることが中国全土の習慣になるまでになった。民俗行事では、家族でお月見を楽しみ、提灯なぞなぞ(灯謎)を解き、明るく灯された提灯を運び、竜舞や獅子舞を披露するなど、一連の祭りの行事が催される。
▽CMG の中秋節ガラ
China Media Group(CMG、中央広播電視総台)が主催する毎年恒例のガラは、中国語でQiuwan(秋晩)としても知られ、9月10日の北京時間午後8時に始まり、2時間以上続き、世界中の視聴者に独創的で素晴らしい祭典を披露した。
ガラは3部に分かれ、Kunqu Opera(崑曲)とPingtan(評弾、地域の音楽/口頭芸能)で始まった。長江の南に位置する水郷都市の文化的特徴を備えたユニークな「蘇州式の中秋節」ショーを紹介した。
ガラにはオールスターキャストが出演した。メイン会場となった江蘇省張家港のJiyang Lake Park(ジー陽湖公園)では、李玉剛(Li Yugang)、黄齢(Huang Ling)、那英(Na Yin)各氏ら中国のスターがさまざまなスタイルの歌を披露した。月をテーマにした多くの歌の中には、過去の偉大な詩人による伝統的な漢詩の新しい表現があった。
「神舟14号(Shenzhou-14)」の宇宙飛行士(太空人)である陳冬(Chen Dong)、劉洋(Liu Yang)、蔡旭哲(Cai Xuzhe)の各氏は、中国の宇宙ステーションで史上初の「宇宙の中秋節」を過ごした。3人の宇宙飛行士はガラのための独占ビデオを撮影し、中秋の祝福と「幸運の星」を世界の中国人に送った。
世界中の中国人を結びつける年次イベントであるCMGの中秋節ガラ(Mid-Autumn Festival Gala)は、公式発表以来、国内外のメディアから幅広い注目を集めてきた。
▽Over the Moon-CGTNの中秋節ライブショー
中秋節の日、CGTNは「Over the Moon-Mid Autumn Festival Live Show(有頂天-中秋節ライブショー)」を世界中の視聴者に提供し、午後4時から午後10時まで中国伝統文化の活力と魅力を披露した。
Live Show(ライブショー)では、The Chat Room(ザ・チャットルーム)、VIBEの中秋特別版、Mid-Autumn Night in Dunhuang(敦煌の中秋の夜)、CMGの中秋節ガラなど、一連の特集プログラムをまとめた。
数千年の間、満月と再会は中秋節の一貫したテーマであり、お茶を飲み、詩を朗読し、さまざまな国の多様な伝統について語り、「月」を鑑賞し、XR(エクステンデッドリアリティー)バーチャルシーンで「jade rabbit(玉兎)」と交流することさえあり、古代と現代を旅し、中秋節を祝う。6時間のライブショーでは、CGTNと高度な視聴覚技術によって制作された最高水準の中秋節のプログラムとビデオが紹介された。
https://news.cgtn.com/news/2022-09-10/2022-Mid-Autumn-Festival-Gala-A-family-feast-for-Chinese-worldwide-1ddwAiyY0sU/index.html
ソース:CGTN