Shanghai Electricがムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラーパークの900MWの第5フェーズにおけるフェーズBを完了
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AsiaNet 97651 (2063)
【上海2022年9月2日PR Newswire=共同通信JBN】Shanghai Electric(https://www.shanghai-electric.com/group_en/ )は、ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラーパーク(Mohammed bin Rashid Al Maktoum Solar Park、またはMBR Solar Park)の900MWの第5フェーズにおけるフェーズBが稼働を開始したことを発表した。建設中の世界最大の太陽光(PV)発電所の一環として、本プロジェクトは完成すると年間22億6800万kWhの電力を24万超の世帯に供給し、炭素排出量を年間110万トン削減することができ、ドバイが推し進めるエネルギーミックスのアップグレードと変革に寄与する。
ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラーパークのMeng Chuanmin第5フェーズ担当プロジェクトマネジャーは「2021年にフェーズAがグリッド接続された後、このソーラーパークがもう1つの歴史的節目を達成したことを見ることができ、誇りに思う。現在、フェーズCの作業は軌道に乗っており、2023年の完成が見込まれている」と述べた。
Meng Chuanmin氏はさらに「MBRソーラーパーク第5フェーズの建設過程では、世界のサプライチェーンに深刻な混乱をもたらしたCOVID-19のパンデミックがピークになるなど、一連の難題に直面した。チームはこうした困難を乗り越え、プロジェクトに必要な原材料の調達と配送のタイムリーな実施を確実に行い、全体の進捗にいかなる遅れも発生しないようにした」と付言した。
また、Shanghai Electricもコストの抑制に多大な努力を行った。パンデミック前の期間に比べ、コンテナ輸送は広範囲に利用できなくなり、ケーブルの輸送価格は10倍程度に上昇した。そのため、作業量は増えるものの、プロジェクトを予定通りに完了するため、チームはばら積み貨物船によるケーブル輸送を決定した。
さらに、砂丘の自然な動きと不安定性のために、建設現場が事前に調査した値より数十万立方メートルも高くなっていることが後に判明し、全体コストに300万ドルが追加されることになった。Shanghai Electricは徹底的な調査と研究の結果、この問題の解決で現地チームを支援し、工事の進行が中断しないことを保証する計画を策定した。
ムハンマド・ビン・ラシド・ソーラーパークの第5フェーズのオーナー、デベロッパー、オペレーターであるAcwa Powerは、2020年にプロジェクトの設計・調達・建設(EPC)請負業者としてShanghai Electricを指名した。2020年7月に始まった同プロジェクトはフェーズA、B、Cで構成され、総設備容量は1050MWである。
ピーク時に2500人以上の作業員を雇用して本プロジェクトの国際チームを擁したShanghai Electricは、世界最高の労働力、リソース、供給を結集した。国内最先端のソーラー複合施設を建設するこの取り組みは、プロジェクトオーナーとパートナーから評価された。さらに、このプロジェクトは4000人以上の直接雇用と1万人以上の間接雇用の機会をも創出し、現地の雇用と経済発展の促進に重要な役割を果たした。
また、Shanghai Electricは700MWの集光型太陽熱発電(CSP)所と250MWの太陽光発電(PV)所を含む950MWのムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラーパークの第4フェーズ建設にも参画した。CSPは昼間の熱エネルギーを蓄え、その後は夜間の発電に利用することができ、クリーンで安定した信頼性の高いエネルギーを24時間供給できる。
このプロジェクトが2018年に始まってから、ピーク時には8500人以上の作業員を雇用し、100MWのCSPタワー型プラントと200MWのパラボリックトラフ太陽熱発電所-IIは2022年末にグリッドへの接続が予定されている。世界最先端の太陽光発電技術を備え、約32万世帯にクリーンエネルギーを提供するとともに、毎年160万トンの炭素排出量を削減し、ドバイの2050年再生可能エネルギービジョン達成に大きく貢献する。
▽Shanghai Electricについて
Shanghai Electric Group Company Limited(SEHK:2727、SSE:601727)は、高性能機器の世界クラスのメーカーで、スマートエネルギー、インテリジェント製造、スマートインフラストラクチャーに重点を置き、グリーンでインテリジェントな産業グレードのシステムソリューションを提供している。同社は、新エネルギー、効率的なクリーンエネルギー、産業用オートメーション、医療機器、環境保護などの業界で事業を世界展開している。
ソース:Shanghai Electric
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(写真説明:ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラーパークの第5フェーズ)