クオンタムソリューションズ、タイで開催の電気自動車の国際展示会での盛況を受け、東南アジアで流通拡大
クオンタムソリューションズ、タイで開催の電気自動車の国際展示会での盛況を受け、東南アジアにおいて流通拡大
2022年9月2日、東京 – 東京証券取引所(東証スタンダード市場)上場の電気自動車(以下、EV車)生産販売などを行うクオンタムソリューションズ株式会社(以下「クオンタム」)は、 タイのエネルギー省主催であるモビリティ―のカーボンニュートラルを目指す「フューチャー・モビリティ・アジア」でEV車「FOMM ONE」が強い関心を集めたことを受け、東南アジアでの流通・販売チャネルの拡大に重点を置くことを決めました。このFOMM ONEは、手ごろな価格帯で信頼性が高いモビリティソリューションに移行するクオンタムのさらなる進歩への重要な一歩となります。
東南アジアにおけるカーボンニュートラル社会への移行が加速する中、同地域でのEV車需要が増加傾向にあります。その需要増に応えるため、クオンタムはタイでの「FOMM ONE」生産再開を受け、マレーシア、シンガポール、インドネシアにおいて新たなパートナーシップを構築し、販売の拡大を行うことを目指します。
クオンタムの海外プラットフォームを統括する最高責任者のサイモン・チャン氏は、「タイでの展示では多くの来場者をお迎えし『FOMM ONE』に対する関心度の高さに手ごたえを感じました。『FOMM ONE』をより多くのアジアのお客様にお届けするために、他企業やパートナーと協業していきたいと考えています。」とコメントしました。
チャン氏のこのコメントは、クオンタムが、7月20日〜22日にバンコクで開催されたタイのエネルギー省主催の新エネルギー車への移行に関するモーターショーの「フューチャー・モビリティ・アジア」に2台の「FOMM ONE」を出展した際のものです。
また、クオンタムはこのモーターショーをきっかけとし、タイ国内に向けてTwitter、Instagram、TikTok、Facebookを用いたソーシャルメディアキャンペーンを展開し、ブランドの知名度のさらなる向上を図っています。
日本人技術者が発明し取得した自動車技術の特許を活用する世界最小の4人乗りEV車「FOMM ONE」の生産は 7月にタイで再開されました。
CO2排出を伴う輸送手段からの移行は、「FOMM ONE」を幅広い消費者に販売する千載一遇のチャンスとなるため、クオンタムは、今年初め、取締役会と経営陣の強化を行いました。
多くの自動車メーカーが高価格帯のEV車生産に注力しているなか、「クオンタムは高性能且つ環境に優しい乗用車を手ごろな価格帯で求める一般消費者のニーズに応えることを目指しています。」と、チャン氏は述べています。
クオンタムは、1月に合弁会社のパートナーである株式会社FOMM(以下、「FOMM」)から、中国など特定の地域において同社の「FOMM ONE」の独占的な製造・販売権を取得しました。「FOMM ONE」は、日本のアラコ株式会社(現 トヨタ車体株式会社)でEV車の開発に携わっていた技術者が発明した特許技術を活用する日本で軽自動車のナンバープレートを装着するモデルになります。
クオンタムは、FOMMとの協業に加え、中国のOEMメーカーとの協業も積極的に進め、グローバルに展開してまいります。
クオンタムソリューションズ株式会社(2338.T)について
クオンタムソリューションズ株式会社(東証スタンダード市場、コード2338)は、本社を東京都千代田区に有し、資本金2,912百万円、EV車生産販売などを行う企業です。
株式会社FOMMについて
株式会社FOMMは、神奈川県に本社を置き、スズキ株式会社やアラコ株式会社での経験を経たベテランエンジニアである鶴巻日出夫氏によって2013年に設立。革新的な設計技術によりモビリティの企画開発を行うR&D型の電気自動車メーカーです。