QSが最高の学生都市ランキングを発表
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QSは、90%近くがアフォーダビリティが低下していると指摘。
ロンドン, 2022年8月2日 /PRNewswire/ -- グローバル高等教育アナリストであるQS Quacquarelli Symondsは、本日QS最高の学生都市ランキング第10版を発表しました。本発表によると、世界の30都市が新しくエントリーし、ランク入りした140の主要な教育都市を比較することができます。 ロンドンは4回連続で世界最高の学生都市としての地位を維持しています。 ミュンヘンとソウル は共に第2位です。チューリッヒ(4位)とメルボルン(5位)はトップ5に入り、エディンバラ(10位)はトップ10入りしました。
東京はEmployer Activity 指標(就労機会)において世界第一位でした。この指標は、国内外の雇用主の人材採用の場としての年の人気を示すものです。
方法: QSは、人口が25万人以上でQS世界大学ランキングに少なくとも2つの大学がエントリーしている都市のランキングを行っています。ランキングを見ると、留学志願者と留学卒業生の双方の意見がよくわかります。また98,000件以上の調査回答は、魅力度(留学志願者)と学生観(留学卒業生)などの指標を数値化しています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000010/202208024670/_prw_OT1fl_S051s3vg.png】
同ランキングでロンドンが第一位にある理由は以下の通りです。
・世界クラスの大学が非常に集中し、ランキング指標で世界第2位のスコアを獲得しています。
・ロンドンで勉強した学生による非常に肯定的なフィードバック:学生観指標のスコアは98.5/100であり、その結果を超えるのはベルリンのみです。
・卒業者の優れた就職率:就労機会指標で第4位を占め、スコアは92.7/100となっています。
・留学生への門戸は広く、これによって学生の多様性では第5位を占め世界最高のスコア(94.9/100)を達成しています。
QS社の上級副社長のベン・ソーターは次のように述べています。「ロンドンに留学した学生による調査回答では、この都市が優れた文化、経済、教育の機会を提供していることが明らかになっています。この都市には世界トップ10の大学が2つあり、今でも世界をリードする教育の中心地となっています。 懸念すべきことは、各都市において、当社のアフォーダビリティの指標が90%以下と減少していることから、学生にとって留学生活の暮らしやすさが低くなっていることです。
同ランキングでの他の都市についてのハイライトは、以下の通りです。
・イギリス 、ドイツ、 オーストラリアにはそれぞれ、世界で最高の学生都市10のうち2つがあります。
・パリ は8位まで上昇しました。 バルセロナ(31位)は、スペインの最高位です。
・カナダ にはトップ20の学生都市が3つある一方で、米国、日本、スイスにはそれぞれ2つあります。
・米国の最高ランキングの都市はボストン(11位)とニューヨーク(18位)となっています。
・米国のランクインした18の都市すべてで、アフォーダビリティの指標が下がっています。
・ロサンゼルス とクアラ・ルンプールは、トップ30入りしています。
・ソウル (2位)はアジアの最高位都市です。
・中国(本土)のトップエントリーは北京(29位)となっています。
・インドは存在感が倍増しています。ムンバイ(103位)は最高位です。
・ラテン・アメリカの第1位の学生の勉学地はブエノス・アイレス(23位)です。
・サオ・パウロ(86位)と、新たに進出したリオ・デ・ジャネイロ(121位)はブラジルのランク入りした都市です。
・アフリカの最高の学生都市は、ケープタウン(78位)です。
・ドバイ(51位)は中東での最高位都市です。
・最も急速に上昇している都市は、アルマトゥイ(75位)、アブダビ(71位)、アンカラ(77位)です。
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1503776/QS_Logo.jpg
(日本語リリース:クライアント提供)