Angel YeastがPHA工場の開設でPhaBuilderと提携
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【宜昌(中国)2022年7月25日PR Newswire=共同通信JBN】世界的な酵母と酵母エキスの上場メーカーAngel Yeast(https://en.angelyeast.com/ )(SH600298)は、湖北省宜昌市にポリヒドロキシアルカノエート(PHA)の大規模な製造ベースを建設するため、同市内でBejing PhaBuilder Biotechnology Co., Ltd(PhaBuilder)との契約に署名した。両社は合弁事業体を設立し、バイオ産業における合成生物学の応用を推進していく。
PHAは、微生物が自然に作り出すポリエステルである。PHAの生分解性と生体適合性は、バイオメディカル材料や生分解性包装材料などの分野で非常に人気がある。
Angel YeastのTao Xiong会長は「PhaBuilderとのコラボレーションは、合成生物学におけるAngel Yeastのマイルストーンであり、大きな前進を示すものである。Angel Yeastは、業界におけるイノベーションと新たな展望の開拓に極めて意欲的に取り組んでいる。このプロジェクトは、国際的でプロフェッショナルなバイオテクノロジー企業になるための、われわれの取り組みの一環でもある」と述べた。
Tao Xiong会長は、このパートナーシップにより、バイオエコノミーにおける新たなベンチャー事業が構築され、合成生物学におけるイノベーションを促進し、世界市場の拡大をけん引することが期待されると付言した。
PhaBuilderの創立者であるGuoqiang Chen氏は、この取り組みでAngel Yeastと協力することにより、テクノロジーの飛躍的進歩を合成生物学の産業プログラムへと転換する扉が大きく開かれたと付言した。
Chen氏は「3万トンの生産能力を持つ新しいPHA製造ラインは業界と消費者に、より高度な技術、新しいサービスや製品を確実にもたらす。また、『より環境にやさしい』ライフスタイルも実現するだろう。われわれは、それが実現することに胸が躍る思いだ」と述べた。
Angel Yeastは合成生物学に加えてバイオ農業の分野でも最先端の開発を追求している。同社によると、生物学的発酵による動物用飼料の生産プロジェクトに取り組む予定である。Angel Yeastは約1億2000万元を投資して、年間生産量5万トンの製造センターを建設する。
このプロジェクトは2022年8月に開始され、翌年9月に完了する予定。プロジェクトのハイライトの1つは、DDGS(Distillers' Dried Grains with Solubles、可溶性物質添加乾燥蒸留穀物残渣)を1つの原料として使用し、酵母培養製品を製造することである。酵母培養製品は新たなカテゴリーとして、同社の動物栄養製品ラインアップを多様化するだろう。
▽Angel Yeastについて
1986年創業のAngel Yeast Co., Ltdは、酵母および酵母派生物の生産を専門としている。製品群には、パン酵母と成分、中国の点心と調味料、香辛酵母エキス、人間の健康、動物栄養、植物栄養、蒸留酒とバイオ燃料、微生物の栄養、酵素がある。
ソース:Angel Yeast
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(写真説明:Angel YeastがPhaBuilderとの契約に署名)