ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
PR

田舎暮らしの概念が変わるかも?鳥取県湯梨浜町のカルチャー探訪録

お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

ベネクレクスタ(R)の併用療法、慢性リンパ性白血病患者における治療終了後4年経過時点の新たなデータを発表

2022.06.29 13:00

2022年6月29日
アッヴィ合同会社

アッヴィ、ベネクレクスタ(R)の併用療法について、新たなデータが慢性リンパ性白血病患者さんにおける治療終了後4年経過時点での無増悪生存期間の維持を示す
ー 第III相CLL14試験の5年後の追跡調査に基づく解析(追跡調査期間の中央値65.4カ月)で、併存疾患があり治療歴のない慢性リンパ性白血病の患者さんにおいて、クロラムブシル/オビヌツズマブ固定期間併用療法群と比較して、ベネトクラクス/オビヌツズマブ固定期間併用療法群で、継続的な無増悪生存期間(PFS)の延長を示す
ー PFS中央値は、クロラムブシル/オビヌツズマブ併用療法群の36.4カ月と比較して、ベネトクラクス/オビヌツズマブ併用療法群では未到達と有意な優越性を示す(p<0.0001)
ー ベネトクラクス/オビヌツズマブ併用療法を受けた患者さんの大部分が、ベネトクラクス併用療法終了後4年が経過した時点で再発せず

イリノイ州ノースシカゴ、2022年6月10日(米国時間)―アッヴィ(NYSE: ABBV)は本日、第III相CLL14試験の5年後の追跡調査結果を発表しました。この追跡調査では、ベネトクラクス/オビヌツズマブの固定期間(1年間)併用療法を受けた未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)患者さんの60%超で、治療終了後4年が経過した時点でのPFS延長を維持しており、検出不能な微小残存病変(MRD)の割合が高いという結果になりました1。この調査結果は、2022年欧州血液学会(EHA)年次総会にて発表されました(抄録番号:S148)。

アッヴィのvice president 兼global head of oncology clinical developmentであるMohamed Zaki, M.D., Ph.D.は次のように述べています。「CLL14試験から得られた長期データは、ベネトクラクスとオビヌツズマブの固定期間(1年間)併用レジメンにより、CLL治療終了後4年が経過しても病勢が進行することなく奏効を維持できる可能性を示しています。この化学療法を含まない併用療法という選択肢が承認されてから、CLLの治療状況は新たな局面を迎えようとしています」

本データにより、追跡調査期間の中央値が5年以上となった時点で(65.4カ月)、クロラムブシル/オビヌツズマブの化学療法レジメンで認められたPFS36.4カ月と比較して、ベネトクラクス/オビヌツズマブ併用療法を受けた患者さんにおいてPFS中央値は未到達であり、有意な優越性が示されました[n=432、ハザード比(HR):0.35、95%信頼区間(CI):0.26~0.46、p<0.0001]。ベネトクラクスは、投与期間を12カ月に固定して、6サイクルのオビヌツズマブ投与と併用しました。無作為割付けから5年経過した時点で、1年間の固定期間療法後の無増悪生存率の推定値は、ベネトクラクス併用療法群で62.6%、クロラムブシル併用療法群で27.0%でした1。TP53遺伝子変異/欠失および重鎖可変領域の変異なしの患者さんを含む全てのリスクグループにおいて、PFSの改善が維持されました1。

副次評価項目のうち、患者さんの末梢血中および骨髄中のMRDを次世代シーケンシングを用いて評価しました。検出不能なMRD(uMRD)は、採取したリンパ球1万個あたりのCLL細胞が1個未満と定義しました。治療終了後4年が経過した時点でuMRDを維持していた患者さんの割合は、クロラムブシル併用療法群の1.9%に対して、ベネトクラクス併用療法群の18.1%でした1。

無作為割付けから5年が経過した時点での全生存率の推定値は、クロラムブシル併用療法群で77.0%に対して、ベネトクラクス併用療法群で81.9%でした(HR:0.72、[0.48~1.09]、p=0.12)1。

5年後の追跡調査に基づく解析では、新たな安全性のシグナルは確認されませんでした。ベネトクラクス併用療法群で特に高頻度にみられた重篤な副作用(2%以上)は、肺炎、敗血症、発熱性好中球減少症および腫瘍崩壊症候群でした1。

CLL14試験の治験医師であり、ドイツのケルン大学病院の血液学・腫瘍学者(hematologist-oncologist at the University Hospital Cologne in Germany)、かつGerman CLL Study Groupの担当医師(study physician at the German CLL Study Group)であるOthman Al-Sawaf, M.D.は、次のように述べています。「治療終了から4年が経過し、ベネトクラクスの固定期間併用療法を受けた患者さんの約5人に3人で病勢進行がみられなかったことを報告でき嬉しく思います。加えて、ベネトクラクス併用療法を受けた患者さんと比較して、クロラムブシル併用療法を受けた患者さんの増悪の発生率が2倍をやや上回ったことは、注目すべき結果です」

ベネトクラクスは、アッヴィとロシュ社が開発を行っています。米国ではアッヴィとロシュグループの一員であるジェネンテック社が共同販売しており、米国以外ではアッヴィが販売しています。

第III相CLL14試験について3,4,5
前向き多施設共同非盲検無作為化第III相CLL14試験は、German CLL Study Group (DCLLSG)との綿密な連携の下で実施し、併存疾患があり[累積疾患評価尺度 (CIRS)のスコアが6超またはクレアチニンクリアランスが70 mL/min未満]、治療歴のないCLL患者さんを対象に、ベネトクラクス/オビヌツズマブ併用レジメン(n=216)の有効性および安全性を、オビヌツズマブ/クロラムブシル併用レジメン(n=216)との比較により評価しました。ベネトクラクスは、投与期間を12カ月に固定して、6サイクルのオビヌツズマブ投与と併用しました。本試験には432例の患者さんが登録され、いずれの患者さんも、International Workshop on Chronic Lymphocytic Leukemia(iwCLL)基準に従った、治療歴のない患者さんでした。有効性は、独立評価委員会の評価によるPFSに基づいて評価しました。

主要な副次評価項目として、末梢血中および骨髄中のMRDの割合、奏効率および完全奏効率、完全奏効例での末梢血中および骨髄中のMRD、ならびに全生存率を評価しました。

ベネトクラクス/オビヌツズマブ併用療法を受けたCLL患者さんにおいて特に高頻度に認められた重篤な副作用は、発熱性好中球減少症および肺炎(いずれも5%)でした。グレードを問わず特に高頻度にみられた副作用(20%以上)は、好中球減少症(60%)、下痢(28%)および疲労(21%)でした。患者さんの2%(212例中4例)で、試験治療の最終投与後28日以内に発現した、病勢進行を伴わない致死的な副作用が報告され、そのほとんどが感染症でした。

 
ベネトクラクスについて

ベネトクラクスは、B細胞リンパ腫2(BCL-2)タンパク質に対し、選択的に結合および阻害するファーストインクラスの薬剤です。一部の血液がんでは、BCL-2がアポトーシスと呼ばれるがん細胞の自然死または自己破壊の過程を阻止します。ベネトクラクスは、BCL-2タンパク質を標的とし、がん細胞で失われたアポトーシスの過程を回復させる作用があります。

ベネトクラクスは、アッヴィとロシュ社が開発を行っています。米国ではアッヴィとロシュグループの一員であるジェネンテック社が共同販売しており、米国以外ではアッヴィが販売しています。これら数社の共同でBCL-2研究に取り組んでおり、種々の血液がんおよび他のがんを対象に、複数の臨床試験でベネトクラクスを評価しています。ベネトクラクスは、米国を含め80を超える国で承認されています。

世界各国で処方情報は異なります。完全な情報は各国の製品表示をご参照ください。

がん分野におけるアッヴィについて
アッヴィでは、複数の血液がんの標準治療の変革に取り組むとともに、多様ながん種に対する治験薬の開発を積極的に推進しています。献身的で経験豊富な当社のチームは、革新的なパートナーと協力し、画期的新薬となり得る製品の開発促進に努めています。当社は、世界で最も罹患者が多く、また最も消耗性が高いがん種に対し、20種類を超える治験薬を300件超の臨床試験で評価しています。当社の事業の目的は、人々の人生を豊かにすることです。そのため、患者さんが当社のがん治療薬にアクセスすることができるよう、ソリューションの探求にも取り組んでいます。詳細については、http://www.abbvie.com/oncologyをご覧ください。

アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。患者さん一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、神経疾患、アイケア、ウイルス、ウイメンズヘルス、消化器疾患、さらにアラガンエステティクスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com をご覧ください。Twitterアカウント@abbvieFacebookInstagramYouTubeLinkedInでも情報を公開しています。

References:
1.Al-Sawaf O, et al. Venetoclax-Obinutuzumab for previously untreated chronic lymphocytic leukemia: 5- year results of the randomized CLL14 study. [Insert abstract no.]. Presented at European Hematology Association 2022 Congress (EHA 2022), June 9-12, 2022.
2.Hallek M, et al. Guidelines for diagnosis, indications for treatment, response assessment and supportive management of chronic lymphocytic leukemia. Blood. 2018;131(25):2745-2760.
3.Summary of Product Characteristics for VENCLYXTO (venetoclax). Ludwigshafen, Germany: AbbVie Deutschland GmbH & Co. KG.
4.VENCLEXTA (venetoclax) [Package Insert]. North Chicago, Ill.: AbbVie Inc
5.Fischer K, et al. Venetoclax and obinutuzumab in patients with CLL and coexisting conditions. N Engl J Med. 2019;380:2225-2236.

共同通信PRワイヤー
Jタウンネットトップへ
PAGETOP