紀伊國屋書店 オトバンクと連携し、学術電子図書館サービス KinoDen にてオーディオブックの提供開始
2022/6/29
株式会社 紀伊國屋書店
株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)は、国内外の大学・公共図書館等機関向けに提供する学術電子図書館サービス「KinoDen」(Kinokuniya Digital Library)において、日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数を配信する(※1)音声配信サービス「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンク(代表取締役社長:久保田 裕也、以下オトバンク)との連携によりオーディオブックの提供を開始致します。
※1 日本マーケティングリサーチ機構2021年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査。
KinoDenには利用者の学習に役立つ専門書・教養書を中心に現在約6万点の電子書籍が搭載されており、オトバンクからのコンテンツ提供によりビジネス書や一般教養書、文芸書などのオーディオブック約3,000点が新たにコレクションに加わります。図書館は電子書籍と同様に、買切型モデルでのオーディオブックの購入が可能となり、利用者の多様なコンテンツの要望に応えることができます。
一方で図書館の利用者は、KinoDenが採用する電子書籍アプリbREADER Cloudを通じてオーディオブックを自分のスマートフォンやタブレットで聴くことができます。アプリならではの快適な操作やバックグラウンド再生も可能になります。また、KinoDenにおいては電子書籍とオーディオブックの横断検索によるコンテンツの相互発見が可能となり、例えば同じ書籍が電子書籍とオーディオブックの両方のフォーマットで図書館から提供される場合、自分の利用スタイルに合わせて使い分けることもできます。
KinoDenの電子書籍を導入した図書館からは、導入後の利用促進についてこれまで多くの課題やアイディアの共有をして頂きました。その中で、弊社ではコンテンツの充実と合わせて、使い勝手の面でパソコンだけではなくスマートフォンからの使いやすさがひとつの重要なポイントであると考えており、専用のモバイルアプリの開発を強化してきました。今回のオトバンクとの連携によりオーディオブックが新たにアプリで利用できることになり、利用者の方々が電子書籍、オーディオブックを身近に感じて頂くことでさらには図書館自体の魅力の向上につながることを期待しております。
(KinoDenについて)
2018年1月にスタートした図書館向け電子書籍サービスです。国内外の大学図書館、公共図書館、企業、研究機関を中心に400館以上の導入実績があります。読みやすいビューア、未購入タイトルも含めた横断全文
検索、試し読み・リクエスト機能など、長年の経験を活かし「本当に使われる電子図書館」をご提供します。
(KinoDenホームページ) https://www.kinokuniya.co.jp/03f/ebook/kinoden/index.html