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ソフトバンクとALTAEROSが世界初の自律型軽航空機を飛行させる

2022.06.23 18:27

AsiaNet 96652 (1459)

【北海道スペースポート(北海道大樹町)2022年6月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*AltaerosのST-Flexは迅速な展開が可能な自律型軽航空機

日本の大手携帯電話会社であるソフトバンク株式会社(「ソフトバンク」)は、AltaerosのST-Flex(TM)自律型軽航空機の初期テストを完了した。運用試験と通信試験は、北海道大樹町の北海道スペースポートで実施された。ST-Flexの詳細は、www.altaeros.com を参照。

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1845169/Altaeros_ST_Flex.jpg
Video - https://www.youtube.com/watch?v=tENcZXFsfEU
Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1845168/ST_Flex_launch.jpg
Logo - https://mma.prnewswire.com/media/642636/Altaeros_Logo.jpg

ソフトバンクとAltaerosは、2022年5月2日にST-Flexを初めて飛行させ、5月いっぱいかけて評価試験を実施した。ST-Flexは、通信エリアのフットプリントを固定化する独自の円筒形アンテナを搭載したソフトバンクの基地局システムを高さ816フィート(249メートル)まで運び、テザーに埋め込まれた光ファイバーと電源導体を通じて同社の地上設備に接続した。ソフトバンクは「新しく開発された高高度テザー軽航空機基地局システムは、より高い高度での運用が可能で、より重い通信ペイロードを搭載することができた。また、試験中はより広いエリアのネットワークカバレッジと通信の一層の安定性を実現させた」と発表した。ソフトバンクの通信試験の詳細とその他の結果は、https://www.softbank.jp/en/corp/news/press/sbkk/2022/20220622_01/ を参照。

Altaerosの独自の自律制御システムであるAerostat Autopilot(TM)は、日々の運用から現場作業員をなくし、最高レベルの信頼性を確保し、ST-Flexはこのクラスでは最もコスト効率の良い軽航空機ソリューションになっている。試験プログラム中、ST-Flexは強風を含む非常に変わりやすい天候の中でも優れていた。Altaerosの3つのテザー自律制御は、軽航空機の安定性を生みだし、ピッチ、ロール、ヨーを制御してさまざまな気象条件の中でも軽航空機の安定を維持する。この自律機能は、商業用無人航空機(UAV)の間でも比類のない性能と柔軟性のレベルを実現している。そのハイライトはhttps://youtu.be/tENcZXFsfEU を参照。

AltaerosのBen Glass最高経営責任者(CEO)は「ST-Flexの世界初の飛行を終え、非常に興奮している。ST-Flexに搭載したソフトバンクのフットプリント固定技術の試験が成功したことは、数多くの空中通信プラットフォームの開発と有効性を前進させ、重要なサービスを世界中にもたらすことに寄与する大きなマイルストーンだ」と述べた。

▽ソフトバンク株式会社について
ソフトバンク株式会社(東京証券取引所:9434)は、ソフトバンクグループの企業理念である「Information Revolution – Happiness for everyone(情報革命で人々を幸せに)」に導かれ、日本および世界中で新たな事業を開発・運営するために通信サービスを提供し、先端技術と融合させる。2022年3月期は5兆7000億円の収益を計上し、営業利益は9857億円で、グループ会社は日本の国内外に319社(子会社245社、関連会社74社)ある。ソフトバンク株式会社は、日本国内におけるモバイルおよびブロードバンドの契約者数が5700万人、グループ会社のヤフー株式会社、PayPay株式会社、LINE株式会社を通じて、それぞれオンラインメディアユーザーが8600万人、スマートフォン決済ユーザー4600万人、コミュニケーションアプリユーザー9200万人を有する(2022年5月11日現在)。強固な事業基盤と圧倒的な顧客のタッチポイント数により、ソフトバンク株式会社は、通信事業をさらに成長させながら、「Beyond Carrier」成長戦略に沿って非通信分野への進出を進めている。また、5G、AI、IoT、デジタルツイン、高高度プラットフォームステーション(HAPS)ベースの成層圏通信を含む非地上系ネットワーク(NTN)ソリューションなどの主要技術の力を十分に活用することで、ソフトバンク株式会社は「Implementation of Digitalization into Society(デジタルの社会実装)」を実現することを目指している。 ソフトバンク株式会社は、同社のESGへの取り組みが評価され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティー・インデックス、FTSE4Good、2022 Constituent MSCI Japan ESG Select Leaders Indexなど、世界の主要ESG投資指数に選定されている。詳細は、https://www.softbank.jp/en/ を参照。

▽Altaerosについて
Altaerosの使命は、人、機械、データをどこにいようと場所を問わずにつなげることである。同社は利用可能な最も効率的な空中プラットフォームを構築するために最先端の自律性と高度な航空宇宙技術を活用する。同社のSuperTowersは、十分なサービスを受けていないコミュニティーに高速かつ低コストのブロードバンドを提供し、産業現場や作物の成長状態を監視するIoTネットワークを構築し、山火事などの自然災害と最前線で戦う人たちに高さのある眺望がきく場所を提供するなど、さまざまな用途に使用されている。Altaerosは、ボストン広域圏に本社を置き、米ニューハンプシャー州南部に生産・試験施設を有している。Altaerosは、ソフトバンクグループ、SPARX(スパークス)、SKK、Safar Partnersなどの支援を受けている。詳細はwww.altaeros.com を参照。

ソース:Altaeros Energies

▽メディア問い合わせ先
Elise Gianattasio
elise@altaeros.com

 

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