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GPDRR: インドネシアは災害リスクに取り組む持続可能な回復力を提供

2022.05.27 17:15

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205271833-O1-Z3a9QhTM

AsiaNet 96208 (1229)

【ジャカルタ(インドネシア)2022年5月26日アンタラ通信=共同通信JBN】2022年防災グローバルプラットフォーム(Global Platform for Disaster Risk Reduction、GPDRR)の会合で、インドネシア政府は世界に、体系的な災害リスクの課題に対処するソリューションとして、持続可能な回復力の概念を世界に紹介した。

インドネシアのジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領は25日、同国のヌサドゥアで開催された2022年GPDRR会合の開会式でこの概念を強調した。

持続可能な回復力の概念は、パンデミックに直面し、同時に持続可能な開発目標(SDGs)の実施を支援することを含め、すべての形態の災害に取り組む解決策であると考えられていると、ジョコ氏は述べた。

持続可能な回復力を構築するためにいくつかの対策を適用する必要性を強調した。

ジョコ大統領は、「まず、災害に対処するための制度だけでなく、予測的、対応的、適応的な事前の災害対策文化を強化するべきだ」と述べた。

大統領によると、相乗効果があり、災害に対応する災害軽減教育と政府の制度が共通の優先事項にならなければならない。

ジョコ氏は、必要と思われる第2の措置は、どの国もが科学、イノベーション、技術に投資することであり、資金と技術の移転へのアクセスの確保を含むと説明した。

「資金へのアクセスは真剣に受け止めなければならない重要な問題である。インドネシアはプール基金を設立し、災害の軽減と事前準備を支援するために地方レベルで開発資金を使用することにより、資金と災害保険の戦略を開発した」と述べた。

第3の対策は、災害や気候変動に強いインフラストラクチャーの構築である。

ジョコ氏は「(これは)ダム、防波堤、貯水池、堤防などの物理的インフラストラクチャー(に対する影響)の緩和に加え、マングローブ林、海岸のエビ植物苗木などのグリーンインフラストラクチャー・・・およびインフラ開発の実現の一部となるオープンスペースの開発」を指摘した。

「災害リスクの高い地域に住む災害弱者の集団の保護にも特別な注意を払わなければならない」と強調した。

最後に、インドネシア大統領はすべての国々に、国と地方レベルでの世界的合意の実行にコミットするよう促した。

「仙台防災枠組み、パリ協定、持続可能開発目標(SDGs)は、災害リスクと気候変動を軽減するための取り組みで重要な国際合意である。私はすべての国に、その実行に真剣に取り組むようお願いする」と述べた。

災害リスクの軽減は将来の損失を防ぐ有効な投資であると断言した。

「そのために、仙台枠組みの実行に対するインドネシアのコミットメントや、その他の国際的なコミットメントを確認する」と強調した。

インドネシアは災害軽減の経験と知識を共有する用意があることも表明した。

「災害が発生しやすい国として、インドネシアは世界にとって重要な教訓となり得る知識と経験を蓄積してきたが、インドネシアは国際的な経験から学ぶことにも熱心だ」と力説した。

「今日と明日のより良い生活のために、災害増加(の影響)緩和と(リスク管理)のために協力しよう」と結んだ。

▽感謝
この機会に、国連(UN)の関係者数人-第76回国連総会のアブドラ・シャヒド(Abdulla Shahid)議長、アミナ・モハメド(Amina Mohammed)国連副事務総長、水鳥真美(Mami Mizutori)防災担当国連事務総長特別代表-は、インドネシアがCOVID -19の制御に成功し、バリ島ヌサドゥアでの2022年GPDRRフォーラム開催を直接参加で実現できるようにしたことを称賛した。

モハメド氏は開会式で「国連の感謝をインドネシア大統領と2022年GPDRRを開催してくれた人々にお伝えしたい」と述べた。

「インドネシアがCOVIDに対応して対策を講じ、われわれがこの地、この会議で直接会うのを可能にしてくれたことを祝福し、感謝したい」と語った。

国連副事務総長によると、2億1700万人の住民に予防接種したインドネシアの取り組みは大きな成果である。

「私たちは、インドネシアの指導者があらゆる人々の安全を守り、COVIDパンデミックに反応、対応したワクチン接種プログラムを称賛する」と述べた。

また、インドネシアが災害リスク軽減について世界に多くのことを教えてきた重要なパートナーであることを確認した。

「この重要な会合を主催する意欲は、開発と気候変動対策を維持する上で貴国(インドネシア)が果たす主導的な役割の証しである」と述べた。

一方、国連防災機関(UNDRR)のリカルド・メナ(Ricardo Mena)所長は、インドネシアを防災の世界的取り組みを主導している国として称賛した。

「これは非常に重要(な取り組み)であり、インドネシアが災害リスクを減らす世界的な取り組みの面で主導しているとわれわれが認める分野だと思う」と、5月23日にここでのアンタラ通信との特別インタビューで述べた。

メナ氏は、インドネシアが2022年GPDRRを主催することにより、災害リスク軽減の取り組みの重要性について強いメッセージを打ち出したと述べた。

「インドネシアは、ここバリでのGPDRR会合への関与と主催を通じて、非常に力強いメッセージを発していると信じる。われわれはインドネシア政府に非常に感謝している」と述べた。

UNDRR所長は、長期災害リスク削減計画採用でのインドネシアの指導力も強調した。

「私が強調したいのは、インドネシアは災害リスクを減らす非常に長期的な計画を採用している世界で数少ない国の1つであるということだ」と述べた。

「これは非常に重要である。根本的な原因に本当に取り組みたいなら、2、3年や5年ではできないからで、それは不可能だ。われわれはインドネシアが2040年以降までも災害リスク軽減計画を立てているという事実に目を向け、大いに歓迎する」と付け加えた。

そのためメナ氏は、他の国々も災害リスク軽減の長期計画を採用するインドネシアの施策に続くよう促した。

インドネシアは2022年5月23ー28日にバリで防災グローバルプラットフォーム第7回会合(GP2022)の一連の会議を主催している。

ソース: Ministry of Communication and Informatics of Republic of Indonesia

画像リンク:
Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=422164 
画像説明:ジョコ・ウィドド大統領(中央)、アミナ・モハメド国連副事務総長(左から4番目)、ザンビアのムタレ・ナルマンゴ副大統領(右から4番目)が、Suharyanto国家災害管理局長(左)、水鳥真美・防災担当国連事務総長特別代表(左から2番目)、ムハジル・エフェンディ調整相(人材開発・文化)(左から3番目)、アブドラ・シャヒド国連総会議長(右から3番目)、ルトノ・マルスディ外相(右から2番目)、Wayan Kosterバリ州知事(右)、およびいくつかの代表団とともに、バリ島ヌサドゥアでの2022年5月25日の防災グローバルプラットフォーム(GPDRR)会合開会式に先立ち、写真撮影。GPDRRはバリで開催され、「From Risk to Resilience: Towards Sustainable Development for All in a COVID-19 Transformed World(リスクからレジリエンスへ:COVID-19が変容させた世界のすべての人々の持続可能な開発に向けて」というテーマを掲げている。 ANTARA FOTO/Akbar Nugroho Gumay/foc.

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