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シニア層70%がインターネットで情報収集 音楽・ミュージカル・演劇の集客に有効な3つの情報発信ポイント

2022.05.12 10:03

2022年集計 鑑賞者動向調査の結果から

2022年5月12日
サントリーパブリシティサービス株式会社 https://www.sps.sgn.ne.jp/

文化施設の運営・コンサルティング業務を展開するサントリーパブリシティサービス株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役社長:千大輔 以下SPS)は、クラシック音楽や舞台芸術の公演を鑑賞した方に対して実施した「鑑賞者の動向調査」の結果を分析しました。

 

今回の調査結果から、文化施設に来場する鑑賞者は年代を問わず、デジタルを活用して情報を集めていることがわかりました。SPSでは、文化施設を運営する皆様の業務に役立てて頂くため、調査結果より導き出した「集客に有効な3つの情報発信ポイント」を以下のようにまとめております。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107045/202205020715/_prw_PT1fl_eoPS1yc3.png

 

▼以下、分析結果の詳細(アンケート概要は分析結果の後に記載)

 

ポイント① インターネットによる発信の強化

『公演情報はどうやって収集していますか?』という問いでは、全世代通じて「インターネット」が1位となりました。デジタル活用が不得意だと言われるシニア層(60歳以上)に絞ってみても、70%がインターネットを使い情報収集を行っており、年代に関わらずデジタル活用が進んでいることがわかります。



この結果を踏まえ、文化施設もインターネットを活用した情報発信を強化する必要性があると言えます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205020715-O22-W13y1XYE

 

ポイント② SNSの発信は、質と量が肝心

「文化施設のSNSから情報収集を行っている」と答えたのは、全世代では43%でした。また、シニア層(60歳以上)でも26%が施設のSNSを活用しており、全年代を通じて、SNS活用が進んでいると言えます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205020715-O23-w5km1H7v

『文化施設のSNSをフォローする目的は何ですか?』という問いに対しては、「最新の公演情報を入手するため」が最も多く、次いで「出演者の情報を入手するため」「限定情報を入手するため」が挙がりました。



鑑賞者が求めているのは、公演の概要・チケット情報に限らず、出演者のプロフィールや公演前後の様子、施設ならではの限定情報だと推測できます。 目に留まりやすい画像を盛り込み、投稿本数などの発信方法を工夫するなど、堅苦しくないSNSの特性を活かした魅力的な情報発信が効果的と考えられます。 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205020715-O24-i97e1Vc2

ポイント③ メルマガは、とことん読み手目線

「施設からのメルマガ(メールマガジン)で情報を収集している」と答えた方の年齢分布を調べると、50代以上が60%、30~40代が32%、20~30代が8%となり、メルマガは、読み手の年齢が高くなるほど効果が高い情報発信方法だと言えます。



一方で、“メルマガを読まなくなる理由ベスト3”は、「配信頻度が多い」「情報が役に立たない」「内容がつまらない」だという調査結果もあります(※)。メルマガで情報を届けるためには、「鑑賞者に役立つ情報は何か」「読みたくなる文面はどのようなものか」など、読み手側に立って配信を検討する必要がありそうです。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205020715-O25-7Gv8hVH8

※参考資料:2021年度ソーシャルメディアに関する意識調査(株式会社オレンジスピリッツ実施)

 

考察まとめ

調査の結果、年代を問わず、鑑賞者の情報収集におけるデジタル活用が進んでいることがわかりました。今や、アナログ世代という言葉は過去のものとなっているようです。

 

今後、鑑賞者のライフスタイルやニーズに合わせたデジタルを活用した情報発信が、施設の集客にとってますます重要性を増してくることは間違いありません。ホームぺージや、メルマガ・SNSそれぞれの特性を理解した情報発信を行うことで、公演前の期待を高めながら集客を促し、公演後の満足度向上、及びリピーター獲得につながります。



今回の調査結果、及び「集客に有効な3つの情報発信ポイント」が、劇場・音楽堂等の運営に携わる皆様にとって、お役に立つことが出来れば幸いです。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107045/202205020715/_prw_PT2fl_V4ngqKth.png

 

調査概要

■調査目的:コロナ禍における鑑賞者の意識行動変容を明らかにし、またオンライン配信、チケット購入方法、会員制度など、世代ごとのニーズや地域差の違いを調査することにより、今後の文化施設の運営に貢献する。

■調査対象:全国20歳以上の男女で2021年に1回以上クラシック音楽、舞台芸術の有料公演を鑑賞したことがある方

■調査内容:設問は「施設の感染症対策について」「オンライン配信について」など全20問

■調査期間:2021年12月24日(金)~12月27日(月)

■調査方法:インターネットリサーチ

■有効回答:1,035名

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205020715-O31-uTR0cB20

サントリーパブリシティサービス株式会社について

SPSは、1963年の創業以来、人と企業、人と文化、人と地域をつなぐ接点の場で、独自の価値を創造することに取り組んでまいりました。

人々の心豊かな生活と、地域の活性化に貢献する音楽ホールや美術館など51箇所の文化施設を運営。また、施設運営で培ったノウハウを元に、組織と人の成長を促す「研修企画・運営」、施設の価値創造・向上につながる「施設運営コンサルティング」業務を展開しています。

 

■会社名 :サントリーパブリシティサービス株式会社

■所在地 :東京都江東区豊洲3-2-24 豊洲フォレシア16階

■代表者 :代表取締役社長 千大輔

■URL  :https://www.sps.sgn.ne.jp/

■登録・認可: 多様な働き方ができる企業として、2017年に厚生労働省の「えるぼし」認定を獲得。この他にも、地方自治体が制定する、女性が活躍する企業に与えられる認証も複数受けています。働きやすい会社、仕事と介護、子育てが両立できる会社として多くの認証をいただいております。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202205020715-O21-A74iNtvG

 

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