AbsenがNABに出展し、同社の仮想プロダクションソリューションを紹介
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AsiaNet 95826 (1024)
【オーランド(米フロリダ州)2022年5月5日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードするLEDディスプレーソリューションおよびサービスのサプライヤーであるAbsen Inc.は今年もラスベガスで開催されたNABに出展したことを祝った。今年のショーでは2つの主要な協力社とともに、Absenはオンサイトと、世界を結ぶオンラインでスペシャルイベントを開催して最先端LEDテクノロジーと仮想プロダクションワークフローを紹介し、映画芸術を支援するイノベーションの共有に成功した。Absenは、PLシリーズとMRシリーズを装備したXRステージによる仮想プロダクションにおける同社のプロフェッショナルLED製品をデモンストレーションした。その他の主要ハイライトは、受賞歴のあるAbsenのClear Cobaltシリーズ、MicroLED COBディスプレーだった。
ショーとイベントを通じて、Absenは新興の仮想プロダクションマーケットの詳細を紹介し、映画におけるLEDウォールのアプリケーションを強化した。
世界の仮想プロダクションマーケットの規模は2026年までに31億米ドルに到達し、この予測期間に14.3%のCAGRで拡大すると予測されている(出典:Grand View Research)。仮想プロダクションの支援を受けて、ビデオゲームテクノロジーと映画プロダクションテクノロジーはプリおよびポストプロダクションのプロセスに統合される。映画スタジオやテレビプログラムでの仮想プロダクションテクノロジーの利用が高まることで、ソフトウエアおよびハードウエアのテクノロジーも絶えず進歩している。
LEDビデオウォールテクノロジーの採用が増えることで、メディアやエンターテインメントセクターにおける仮想プロダクションのアプリケーションが拡大する。LEDビデオウォールは、背景にコンピューター処理のグラフィックスを表示し、映画製作者がリアルタイムでビジュアルを目視でき、リアルタイムでフィードバックを得ることが可能になり、このため撮影チームはセット現場で重要な決定を下すことができる。その結果としてコストが削減され、全愛的なプロダクション効率が向上する。
インカメラビジュアルエフェクトは仮想プロダクションにとって極めて重要であり、LEDウォールのコンテンツは撮影されたシーンに完璧に溶け込ませる必要がある。そのため、カメラ撮影されたLEDウォールのコンテンツは実際のシーンのように見える。
Absenは、LEDテクノロジーがビデオ撮影のプロセスで極めて優れていることを示す主な特徴も共有した。
1.色再現のための高精度
*広い色域
*低軸外色ずれ
*純粋色
2.カメラで鮮明なイメージをとらえることをサポートできるか
*少ない反射
*少ない走査線
*少ないモレア効果
3.高シャッタースピード撮影テクノロジーでの高画質
*高フレームレート
*高諧調、低諧調の両レベルでの高リフレッシュレート
4.HDRプロセッシング
*高いダイナミックレンジ
*アクティブメートデータ
*より良好なPQカーブ
5.全システムの同期
*ゲンロック
*ロール/グローバルシャッター同期
*低レイテンシー
Absenの仮想プロダクションLEDソリューションは、広い色域、純粋色アウトプット、低い反射およびモレア、高いリフレッシュレート、極めて大きなコントラスト、高輝度、トゥルー16ビットなどを備えた完璧なインカメラ性能を提供する。
▽背景向けのPLシリーズ
PLシリーズは、高級エレクトロニクスと高度なメカニカルデザインを備えた高性能でブロードカストグレード、かつ高精細なディスプレーである。PL1.9 Pro V10は、特許取得済みのTOPフレームを備えたフォーインワンMD製品であり、高輝度と最高のホワイトユニフォーミティーを特徴とし、平均98.2%のDCI-P3色域をカバーする。さらに、PL2.5 Pro V10はその優れたビジュアル性能によって、VPないしはxRステージに最適な選択肢でもある。
▽背景向けのAX Proシリーズ
AX Proシリーズは優れた1mmの製品プラットフォームであり、AX1.2 ProおよびAX1.5 Proを含め、中規模スタジオの背景として使用可能である。AX1.2 Proは世界初のフリップチップIMD製品で、高度な共通カソードテクノロジーを採用している。それは、最大輝度1500nitsと7680Hzの高リフレッシュレートによってHDRをサポートする。170度の水平および垂直方向の角度からみても色ずれがない。
▽XRステージフロアディスプレー向けのMRシリーズ
MRシリーズは、フレーム構造デザインを統合しており、使用する際に極めて便利である。それはBromptonシステムをサポートする。マットフィニッシュは、仮想プロダクションに最適な無反射表面を提供する。高強度なフレームデザインは、安全性と硬度を保証し、MR4.8マットバージョンは約2500kg/m2の負荷にも耐えることができる。さらに、MRシリーズは迅速設置のためのサブフレームをサポートする。
Absen Inc.のJame Liu社長は「われわれは例年のNABと、6月の米国でのinfoCommに出展することを楽しみしている。これは高品質なLEDソリューションをデモンストレーションするだけでなく、世界規模の提携ネットワークを拡大し、市場成長をサポートするAbsenの指導的地位を強化する」と語った。
https://www.absen.com/virtual-studio/
ソース:Absen
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(画像説明:NABでのAbsen)