SkyryseとAirMethodsが提携し、パイロットが人命救助任務に集中できるようにすることで安全性を向上
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【ロサンゼルス2022年4月28日PR Newswire=共同通信JBN】
*Air Methodsは、保有する米国最大級の数の医療用航空機にSkyryseが独自開発した自動化ハードウエア・ソフトウエア「FlightOS」の搭載を進め、より安全に操縦できるようにする。
輸送技術企業Skyryse(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3518195-1&h=3314424306&u=https%3A%2F%2Fskyryse.com%2F&a=Skyryse )と米国の大手航空医療輸送会社Air Methods(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3518195-1&h=247479917&u=https%3A%2F%2Fwww.airmethods.com%2F%3Fgclid%3DCjwKCAjwo8-SBhAlEiwAopc9W0krKhBWEvbLYD3meqDeT_ESWNY6RJGddACp9yj2NIwaQEYoZ6uyXhoCONMQAvD_BwE&a=Air+Methods )は28日、パイロットと患者を守るための安全対策を一層強化するとの共通の使命の下、Air Methodsが保有する400機以上の単発ヘリコプターと固定翼機に「FlightOS」を搭載していくパートナーシップを発表した。Skyryseの新しいハードウエア・ソフトウエア・スタックFlightOSは、複雑になり過ぎた手動飛行制御システムの代役を果たし、パイロットははるかに単純で安全な制御インターフェースでヘリコプターや固定翼機を操縦できるようになる。Air MethodsはSkyryseのシリーズBの資金調達にも500万ドルを出資、調達額は2億500万ドルに達し、ロサンゼルスに拠点を置く同社の自動化ハードウエア・ソフトウエアをさらに後押しする。
Video - https://www.youtube.com/watch?v=WEBYVyAvHao
Skyryseの最先端技術FlightOSは、現在、民間航空機や先進軍用機でしか採用されていない新型センサーを使い、天候の良し悪しにかかわらず運航の安全性を高め、より多くの任務を完了させ、より多くの人命を救うことができるようになる。この飛行システムは、飛行のあらゆる段階、いかに危険な状況下でも動作し、緊急時を含めて決してオフラインにならないよう設計されている。Air Methodsは、最も必要とされる場面で即座に救命救急を提供するという核心的任務を安全に遂行できるよう、Skyryseの技術を活用して乗務員の能力を高める。
Skyryse最高経営責任者(CEO)のMark Groden博士(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3518195-1&h=461560840&u=https%3A%2F%2Fwww.linkedin.com%2Fin%2Fmark-groden%2F&a=+Mark+Groden )は「Air Methodsと提携し、同社の航空機とその素晴らしいサービスの恩恵を受ける患者に当社の革新的技術を提供するのはうれしい」「当社は、特に重要な救命任務の安全性を高めるためにFlightOSを開発した。そこには、全ての人が最も安全で最も効果的な医療を受けられる素晴らしい可能性を、最も悲惨な状況下で解き放ってくれる技術がある。Air Methodsとのパートナーシップで、あらゆる種類の航空機において当社技術の相互運用性、安全性に価値があることが浮き彫りになった」と語った。
Air Methodsは、EC130、AS350、Bell 407などの単発ヘリコプターや、Pilatus PC-12などの固定翼機など、多様で複雑な保有航空機にFlightOSを搭載する予定。Air Methodsは、操縦室を直感的かつ標準化することで、運航の複雑さを低減するFlightOSの直接的メリットを期待している。
Air MethodsのJaeLynn Williams CEOは「米国を代表する航空医療提供企業である当社は、常にローターおよび固定翼機の安全性を高める方法を探している。Skyryseは、Air Methodsだけでなく、当社の顧客やヘリコプター救急医療(HEMS)業界全体にとって、ローター、固定翼機の安全性を一段と向上させる最先端技術だ」と語った。
FlightOSは、パイロットが飛行範囲から外れないよう設計されており、エンジンの完全停止やオートローテーションなど、飛行中にさまざまな緊急事態が起きても、安全に機体を制御できる。
Air MethodsのLeo Morrissette運航担当上級副社長は「Skyryseの飛行管制システムは、航空業界に大きな変革をもたらす技術で、Skyryseと提携できたのは光栄だ。この技術が導入されれば、何よりもまず安全性が向上し、コックピットの作業負荷が軽減され、幅広い機種やタイプのある当社の航空機が、患者治療能力を最大限発揮できるようになる」と語った。
▽Skyryseについて
カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置くSkyryseは、エアバス、ボーイング、フォード、ジェネラル・アトミクス、ジェットブルー、Moog(ムーグ)、スペースX、テスラ、ウーバー、米軍、Zoox(ズークス)の輸送専門家がつくった輸送技術企業である。同社は、民間航空の未来を築いている。同社の主力自動化技術FlightOSは、誰でもどんな航空機でも、世界最高のパイロットが最高の日に飛ぶのと同様の安全飛行ができるようにする。Skyryseはこれまでに2億5000万ドル以上を調達、Fidelity Management & Research Company、Monashee Investment Management、ArrowMark Partners、Venrock、Eclipse Ventures、Cantos、スタンフォード大学、フォード・モーターのBill Ford会長などの有力投資家の支援を受けている。
www.skyryse.com
▽メディア問い合わせ先
skyryse@bulleitgroup.com
▽Air Methodsについて
Air Methodsは航空医療サービスのリーディングカンパニーで、毎年7万人以上に救命医療を提供している。40年近い航空医療の経験を有するAir Methodsは、病院にとって望ましいパートナーであり、地域密着型の航空医療サービスを提供している最大手の1つである。United Rotorcraftは、航空医療および航空宇宙技術の設計・製造を専門とする同社の製品部門である。Air Methodsは、450機以上のヘリコプター、固定翼機を所有、リース、または維持している。
ソース:Skyryse