5月の農業科学技術の祭典:受賞者らは北京の式典でDBN Science and Technology Awardを授与される
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【北京2022年4月27日PR Newswire=共同通信JBN】第12回DBN Science and Technology Award(DBN科学技術賞)の受賞者は、5月28、29両日に北京で開催される予定の式典で賞を授与される。1999年に発足したDBN Science and Technology Awardは、世界の農産業の未来を作り変える現実世界の成果につながる並外れた技術的発見を行った個人や組織を表彰し、報奨を授与するために設立された。
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さまざまな業界の専門家や学者のパネルによって選定され、レビューされるこの賞は、その技術が農産業に大きな影響を与える次の段階のイノベーションを実証する多くの一流の学者や科学者による成果を表彰するものである。そうした傑出した個人には、カリフォルニア大学デービス校のワールドフードセンターの創設者であるRoger Beach教授、中国科学院の学者、Xie Hua'an氏、中国工程院の学者Qiao Shiyan氏が含まれている。
並行してZhongguancun Global Technological Innovation Forum(中関村グローバル技術革新フォーラム)が開かれるが、このイベントは中国農業科学院、中国農業大学、浙江大学、華中農業大学、Chinese Association of Animal Science and Veterinary Medicine、Crop Science Society of Chinaが主催する。2日間のイベントでは、1,000人を超える一流の科学者、研究者、企業リーダー、業界リーダー、およびノーベル賞受賞者を招き、農産業が直面する機会と課題に光を当て、推定100万人の視聴者がライブストリーミングチャンネルを介したセッションに参加する見通しだ。
一方で、Global Agricultural Technology Innovation platform(GAIN、グローバル農業技術革新プラットフォーム)が発表される予定である。このプラットフォームは、グローバルな業界プレーヤーが協力を強化し、農業と食料生産の問題点に対処する画期的な農業ソリューションの迅速かつ効率的で費用効果の高い共創を可能にするために構築される。
DBN Groupの最高経営責任者(CEO)であるSong Weiping博士は「過去22年間で、DBN Science and Technology Awardは世界の農業コミュニティーから474の受賞者をノミネートし、そのうちの55の技術革新と成果が後に中国の国家優先プロジェクトに選定された。業界の科学者がその先駆的なアイデアと影響力のある科学的貢献を披露できるようにするイニシアチブを通じ、われわれは、農業従事者、消費者、そして今後数年間の作物生産システムに利益をもたらす農業ソリューションを探求する最も著名な個人、企業、研究機関の一部を支援できることを誇りに思う」と語った。
Song博士はまた「今年、DBN Groupはこれまでの実績に基づき、賞とフォーラムが提供する広範な協力とコミュニケーションのスペースをさらに拡大し、業界の発展を推進する取り組みの一環として、GAINを構築して、業界のパートナーを求めている企業や科学機関を強化することを目指している」と付言した。
DBN Groupは330を超える革新的な発明により、中国の特許のトップ取得者の1つとして長年にわたる地位を確保しており、特許の価値、有用性、数、およびPCT(特許協力条約)出願で評価される特許力により中国で8位の企業にランクされている。
GAINウェブサイト:https://www.gainnovation.org.cn/en/show-61.html
ソース:Global Agricultural Science and Technology Innovation Platform(GAIN)