GroupMがエージェンシー提供強化、パフォーマンス組織統一の転換新段階を発表

AsiaNet 95679 （0942）

【ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ2022年4月27日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊EssenceとMediaComが合併してEssenceMediacomに
＊GroupM Nexusがクラス最高のパフォーマンス組織としてグローバル展開
＊Mindshareはグローバル・パフォーマンスエージェンシーのNeoとの統合完了

WPP系列メディア投資グループのGroupM（グループエム）は27日、クライアント向けイノベーションを加速し、業務をさらに簡素化する転換の最新段階を発表した。2021年4月のWPPグローバルデータ・テクノロジー企業Choreograph（https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3516442-1&h=735838170&u=https%3A%2F%2Furldefense.com%2Fv3%2F__https%3A%2Fwww.groupm.com%2Fnewsroom%2Fwpp-launches-global-data-company-choreograph%2F__%3B!!B1IJoQ!dSr3NkwP9fNfHfiMJ7acHLmGXRKVFnn18FOWzuac738xTraTr30iMSh7cWegBmM%24&a=Choreograph ）設立を受けてもたらされたこの動きでEssenceはMediaComと、MindshareはNeoとそれぞれ統合し、AI技術の上に構築された9000の新しく強力なクロスチャネル・パフォーマンスプラットフォームを生み出す。

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＊EssenceとMediaComは合併してEssenceMediacomを形成。Essenceのデジタル・データドリブンDNAとMediaComのスケーリングされたマルチチャンネルオーディエンスプランニング、戦略的メディア専門知識の融合を提供する新たなエージェンシー

＊Finecast、Xaxis、および、GroupMの世界的アクティベーション専門家コミュニティーGroupM Servicesの業界一流人材・ソリューションが結合し、世界をリードするメディアパフォーマンス組織のGroupM Nexusに

＊Mindshareはグローバル・パフォーマンスエージェンシーのNeoとの統合を完了し、幅広く斬新なメディアサービスをクライアントに提供

MediaComグローバル最高経営責任者（CEO）のNick Lawson氏は新設のEssenceMediacomグローバルCEOになる。Essenceに8年在籍した松下恭子氏は新ポストであるWPP日本のCEOに昇進する。同社は拡大し高成長する市場に投資し続ける構えである。XaxisグローバルCEOのNicolas Bidon氏は、グローバルCEOとしてGroupM Nexusを率いる。

GroupM のChristian JuhlグローバルCEOは「われわれは、クライアントが絶え間ない変化を乗り越えて成長目標を達成するため、技術が与えてくれた機会に夢中になっている。マーケティングの未来は、オーディエンスファーストの計画、継続的な改善、AIを利用したパフォーマンス基準に支えられた結果主導である。われわれはGroupM NexusやMindshare、Wavemaker、EssenceMediacomのエージェンシー組織によってクライアントと協調し、技術が実現する未来を構築する。それは広告主の成長目標、誰にも効き目のある広告エコシステムビジョンに責任がある。グローバルCEO在任時にEssenceを伸ばして強化した松下恭子氏にも、WPP日本のCEOという素晴らしい新ポスト就任のお祝いを言いたい。われわれは緊密に協力して、APAC（アジア太平洋）各エージェンシーの地位を強化し続ける」と語った。

GoogleのJoshua Spanier副社長（マーケティング担当）は「Mediacomに補完されるEssenceとの長期的なパートナーシップは、われわれの野心的なマーケティング目標達成の役に立つ。スマートインサイト、分析の厳密性、広範囲の創造的思考、世界的展開の組み合わせは、新たな機会を生み出して強力な影響をもたらした。われわれの協力を進める次のステップに興奮している」と述べた。

ユニリーバのLuis Di Como上級副社長（グローバルメディア担当）は「デジタル化は消費者の生活、遊び、買い物のやり方を変え、急速にわれわれの業界を再形成している。デジタル環境のメディア、エンターテインメント、コマース集中によって、われわれはブランドを構築し、同じ場所の販売に転換する。しかし、楽なエンドツーエンド体験を諸費者に提供するため、われわれ業界は新しいスキルと専門知識を活用し、新しい働き方を生かさなければならない。GroupMが本日発表した改革に勇気づけられる。それはデータドリブンマーケティング、マルチチャネルオーディエンスプランニング、パフォーマンス、戦略的メディア専門知識のより大きな統合である」と語った。

▽EssenceMediacom：2023年に125のオフィス、１万人の従業員を擁してスタート

EssenceMediacomは急速に進化するメディア状況に機敏に対応してクライアントの成長を世界的に促進し、MediaComの拡張されたマルチチャンネル、オーディエンスプランニング、戦略的なメディアの専門知識をEssenceのデジタルおよびデータ駆動のDNAに注入する。

クライアントは、戦略的補完関係にある2つのエージェンシーによって設立され、クライアントの成長促進のためだけに構築された拡張グローバル組織を活用することができるようになる。EssenceとMediaComは共通のグローバルクライアントであるGoogle、Mars、NBCUniversalの3社でこの運用モデルを展開している。

EssenceとMediacomの合併は両エージェンシーの力強いビジネス成長の実績がベースになっている。COMvergenceは2021年の新規ビジネス獲得でMediaComを業界1位にランクし、その獲得による新規請求額は28億7000万ドルだった。一方、EssenceはGoogleやその他の主要クライアントとの業務で成長を続け、その任務範囲を拡大している。

EssenceMediacomのNick Lawson最高経営責任者（CEO）は次のように述べた。「EssenceMediacomの設立はエージェンシー間の強力かつ実績のある関係をベースにし、クライアントが将来こうあるべきと望むエージェンシーモデルを創出する。それは優れた戦略とブランド構築の能力に基づくもので、先駆的なデジタルの専門知識があらゆる所に見られる。EssenceMediacomはクライアントが全体像を把握し、可能なことを再考する支援をするだけでなく、われわれのスタッフに新しい分野でスキルアップし、トレーニングを受けるチャンスも提供する。それにより、彼らのキャリアはさらに豊かになり、向上する」

松下恭子氏は次のように述べた。「今日、世界のマーケターは国際市場での彼らのビジネスを適切にサポートするために、エージェンシーパートナーの機敏性と規模の両方を必要としている。それぞれが卓越した独自の歴史を持つEssenceとMediaComが一体となることで、単一のエージェンシーで機敏なイノベーションと世界的な規模という真にユニークな組み合わせが生まれるだろう」

▽GroupM Nexusは全市場を網羅する9000人のデジタルとテクノロジー実務者を擁するグローバル組織としてスタート

GroupM Nexusは全世界9000人の実務者から成り、GroupMが毎年管理する200万件超のキャンペーンのアクティベーションを一体となって担当する。このグローバルコミュニティーは、デジタルチャンネルとプラットフォーム、サーチ、ソーシャル、プログラマティック、AI、クロスチャネル最適化、データ駆動型テクノロジーとソフトウェアにおける業界屈指の専門家チームである。

GroupM Nexusは、グループエムのアドレサブルコンテンツとテレビ、AIテクノロジー（Copilot）、およびFinecast、Xaxis、GroupM Servicesのオムニチャンネルソリューションを1つのユニットに統合する。このグローバルな組織は新しいクロスチャンネル・パフォーマンスプラットフォームと国際配信ハブによって支えられ、GroupMのエージェンシーとクライアントのパフォーマンス革新と効率性の新しい基準を設定する。

GroupM NexusのNicolas Bidon CEOは次のように述べた。「GroupM Nexusは、一流のメディア人材、卓越したデジタルサービス、最先端のAIテクノロジー、ユニークな規模のパートナーシップを統合し、新しいクロスチャンネルパフォーマンス組織として、スタッフ、エージェンシー、彼らが代表する素晴らしいブランドの成長を促進するという1つの目的を掲げている。われわれは共に改革し、全ての人のために新たな機会を解き放つことを待ちきれない」

▽MindshareはNeoの1200人の高度な専門家とコンサルタント、デジタルファーストサービスの全世界展開に向けた統合を完了へ

MindshareとNeoはMindshareブランドのもとで運営されるが、パフォーマンスソリューションへの注力を中核とするNeoの運営モデルを維持・拡大し、これをMindshareのフルファネルサービスに統合する予定である。Neoの1200人のデジタルファーストで高度な専門家およびコンサルタントはMindshareの1万人のメディア専門家と統合され、NeoのデジタルファーストサービスはMindshareおよびGroupM のサービスに完全に組み込まれる。

COMvergenceは、2021年の世界新規ビジネスランキングでMindshareを3位にランクし、新規に獲得して保持されたクライアントの収益は20億ドルだった。また、Mindshareは最近、3年連続でWARC Media 100ランキング（https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3516442-1&h=4029095381&u=https%3A%2F%2Fwww.warc.com%2Frankings%2Fmedia-100&a=WARC+Media+100+rankings ）でメディアエージェンシーネットワークの1位に選ばれた。

MindshareのAdam GerhartグローバルCEOは次のように述べた。「これは成長を促進するために、より多様なメディアサービスを求める多くのクライアントと共に私たちがこの1年間歩んできたジャーニーである。この合併により、Neo のデジタルファーストの力と、Good Growth を加速させるパフォーマンスモデルへの絶え間ない注力がシームレスに提供される。われわれのチームにとっては、より多くのチャンスを得て、世界中でより大きな影響力を生み出すことができるようになることを意味する。2つの事業の統合を完了し、共に新しい未来へと歩みを進める中で、NeoのCEOであるNasreen Madhany氏とパートナーを組めることをうれしく思う」

▽GroupM（グループエム）について
GroupMは世界をリードするメディア投資企業で、Mindshare、Wavemaker、EssenceMediacom、m/SIXといったエージェンシーを通して年間500億ドル以上のメディア投資を行っている。GroupMのポートフォリオにはデータ&テクノロジー（Choreograph）、投資、クロスチャンネル・パフォーマンスソリューション（GroupM Nexus）があり、その全ては広告が人々の役に立つメディアの新時代を形成するというビジョンの下に統合している。同社はスケールメリットを活用し、ビジネスを行う場所を問わず、同社のクライアントに革新、差別化、持続的な価値をもたらす。GroupMについて、より詳しくはwww.groupm.com を参照。

▽問い合わせ先
Jared Baiman
jared.baiman@groupm.com

ソース：GroupM