カザフスタンのAstana Operaが2022-2023シーズン開幕を発表する最初の劇場の1つ
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【ヌルスルタン(カザフスタン)2022年4月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*新シーズンはAstana Opera(アスタナ・オペラ)にとって10周年となる。この中央アジア最大のオペラハウスは2013年にオープンし、ユーラシアでトップクラスの地位にある。華々しいシーズンオープニングは、9月9日に予定されている。Astana Operaの首席指揮者、アラン・ブリバエフ(Alan Buribayev)氏が世界的スターを集めたGala Operaを指揮する。
Astana OperaのゼネラルディレクターであるGalym Akhmedyarov氏は「10周年を記念するシーズンは、グラミー賞受賞歴のある韓国人歌手、スミ・ジョー(Sumi Jo)氏を招くGala Operaといくつかの重要な初演で開幕する。私たちは、ドイツ人振付師のRaimondo Rebeck氏によって演出されるプロコフィエフ(Prokofiev)の『シンデレラ』のコンテンポラリー版を準備中だ。Balnur Kydyrbek氏のカザフオペラ『Qalqaman and Mamyr』初演が予定されている。最近レパートリーに加わったJioi Kylian氏振り付けの『Sechs Tanze』が特集される。全ての製作は高いレベルで公演され、カザフスタンでの需要が高い」と述べた。
各イベントがオペラハウスの歴史にある独自の輝かしいページを表す。その内の1つは、米国、カナダ、フランス、ベルギー、オランダの5カ国での大規模なWorld Tourだ。カンパニーは、イタリア、スペイン、中国、オマーン、その他の国々で繰り返しツアー公演を行ってきた。カザフスタンで開催されたEXPO-2017でのAstana Opera公演は、多くの人々の記憶に残っている。その枠組みの中で、Placido Domingo主宰の世界オペラコンクールである第25回OperaliaはAstana Operaで開催された。聴衆は、1200名の音楽家が演奏したマーラーの交響曲第8番のカザフスタン公演に感激した。Mezzo TVは今年、このコンサートの録画を放送した。Teatro alla Scala(スカラ座)、Teatro di San Carlo(サン・カルロ劇場)、Teatro Carlo Felice(カルロ・フェリーチェ劇場)、Paris Opera Ballet(パリ・オペラ座バレエ)など多くがAstana Operaでツアーを行った。
オペラハウスは、さまざまな分野で積極的に活動している。例えば、カザフオペラハウスのためだけでなく、海外向けにも歌手を養成するAstana Opera International Opera Academyが設立された。Astana Operaは、合唱団、バレエ、演劇技能部門のある子供向けスタジオを運営している。オペラ・ブッファの公演を含むPiccolo Theatre(ピッコロ座)プロジェクトは、数年前にChamber Hallで開始された。バレエカンパニーの芸術監督、Altynai Asylmuratova氏はプティ(Petit)による「Notre Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)」、マクミラン(MacMillan)の「Manon(マノン)」などのバレエをレパートリーに加えた。Bakhiyar Adamzhan氏のようなプリンシパル・ダンサーは、トップの国際的な会場で演じる。
Astana Operaは、新首都に関連した世界的なプロジェクトの1つで、カザフスタンで長年かけて起こった大きな好ましい変化を反映している。
ソース:Astana Opera