2022年シンガポール国際芸術祭(SIFA)がパフォーマンスで儀式に注目
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【シンガポール2022年4月25日PR Newswire=共同通信JBN】演劇、音楽、ダンス、映画、視覚芸術にわたって魅惑的で多彩な作品を発表するシンガポールの年次舞台芸術の頂点となるフェスティバル、シンガポール国際芸術祭(Singapore International Festival of Arts、SIFA)が2022年5月20日から6月5日に再び開催される。Arts House Limited(AHL)主催の「The Anatomy of Performance – Ritual」と題された2022年SIFAで、新しいフェスティバルディレクターのNatalie Hennedige氏の3年間の在任期間が開始される。
SIFA 2022-2024は、物理的な空間とオンライン空間両方でのフェスティバルのコミッションおよび実演における芸術的な流動性、多部門の協力、国際性に重点を置き、繰り返しとなるタイトル「The Anatomy of Performance」によって結び付けられる。
Ritualをタイトルへ追加することで、デジタル言語と表現力のニュアンス内でRitualに反応し、シンガポールの多様な文化に備わっている日常的な慣例と儀式から、複合的活動と技術の交差する場所で実験する芸術家まで、Ritualの微妙な概念を網羅するためのキュレーションに焦点を合わせる。
Natalie Hennedige氏は「舞台芸術は依然として、内省、創造上の明確な表現、微妙な表現のための重要な空間のままだ。シンガポール発のパフォーマンスクリエーションに関するSIFAの提案は、厳しい創作過程と意味深い国際協調のためのプラットフォームとして存在することにより、アジア内から国際舞台に現れるインスピレーションを受けた芸術的表現を提供する」と述べる。
SIFA 2022は、シンガポールと国際的な芸術形式の間に生じる流動性と交差、そして、いかに多くの芸術家が実際に芸術ジャンルの枠を超えるかを表現することを目標としている。これは、フェスティバルのプログラムに以下3つの層を生み出した。
*Creation:新たなコミッション、作品の新鮮な反復、並外れた国際的な芸術家によるプレゼンテーションを包含するSIFAの最重要作品のためのプラットフォーム
*Life Profusion:生のフェスティバルと並行して運営されるSIFAの仮想舞台。+DREAM、+EAT、+READ、+GROW、+DISCUSSという5つの独自コンテンツカテゴリーを提示し、フェスティバルから放たれる多数のアイデアや芸術性を拡大、体系化、深めることを狙いとする。
*SIFA X:SAtheCollectiveのAndy Chia芸術監督が指揮する初開催の白昼夢で、オルタナティブパフォーマンス作品向けの場となる。
SIFA 2022のヘッドライニングコミッションは、創造的交差と大胆な芸術的イノベーションのきっかけとして、現在の異文化受容と世界的相互関連性を示す多様な視点を網羅するというフェスティバルのコミットメントに沿っている。
Life Profusionは、精神のオペレーティングシステムを分析し、世界的に有名なサイエンスフィクション・アーティストLucy McRae氏のパフォーマンス映画「Delicate Spells of Mind」のワールドプレミアを行う。
*オープニングコミッションのMEPAANは、Singapore Chinese Orchestraとマレーシアを拠点とするクリエーティブエージェンシー、The Tuyang Initiativeによる極めて優美な音と視覚を中心とした作品を発表する
*ホリー・ハーンダン(Holly Herndon):ホリー・ハーンダン氏によるPROTOは、自身とA.I.「ベビー」Spawnによって合成された音を使い今日の技術的革命の最先端になっているミュージシャンの気分爽快なコンサート
*The Once and Futureは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)の音楽家による生演奏と組み合わせ、シンガポール人映画監督の楊修華(Yeo Siew Hua)氏が手掛けた幅広い映画体験を提示する
*Remotes X Quantumは、映画とインスタレーションを結び付ける劇作家のEleanor Wongとフィリピンに拠点を置くJohn Torres両氏のコラボレーションから生まれる
*英国人アーティストで2019年ターナー賞受賞者のTai Shani氏によるThe Neon Hieroglyphは、マレーシア人俳優Jo Kukathas氏が演じる作品の新バージョンを製作する
*世界的に高評価を受けているシンガポール人演出家の王景生(Ong Keng Sen)氏は、投影と自己神格化の儀式を明らかにするための手法としてドキュメンタリー映画製作を採用し、シンガポール人俳優のJanice Koh氏とベルリンを拠点とするパフォーマンスアーティストのMichael(a)Daoud氏主演のSALOMEプロジェクトを発表する
*MAX.TAN、Nadi Singapura氏、Bhaskar's Arts AcademyによるCeremonial Enactmentsは、人の誕生から結婚式まで文化的に固有の習慣や慣例を3つ再現する
*ポール・レイ(Paul Rae)、Kaylene Tan両氏によるDevil's Cherryは、都市生活がAustralian Bushと交わる場所を舞台に設定し、平凡な願望、約束された逃避行、破滅された夢の空想物語を伝える
4つの主要なコミッションであるMEPAAN、Ceremonial Enactments、Bangsawan Gemala Malam、Delicate Spells of Mindが7月10日までデジタル上で視聴可能となり、デジタルコミッションがSIFA on Demandを通してオンデマンドでフェスティバルの勢いを維持する。チケットは、1つのショーにつき15シンガポールドル、もしくは4つのショーのセットで25シンガポールドルにて購入可能。
フェスティバルの完全なラインアップやチケットについては、sifa.sg(https://bit.ly/sifa2022 )を参照。
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ソース:Arts House Limited (AHL)
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(画像説明:5月20日に再開催される2022年シンガポール国際芸術祭は、新たな仮想会場Life Profusionを準備し、実空間とデジタル空間に及ぶプログラムを特集する)