BudweiserがThe Energy Collectiveを立ち上げ、世界を再生可能電力で賄うことを支援
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【ルーベン(ベルギー)2022年4月20日PR Newswire=共同通信JBN】
*世界大手のビール企業は世界中のバーやスタジアム、会場を賄う再生可能電力の供給を支援している。
AB InBevの世界ブランド、Budweiserは20日、世界中のバーや音楽会場、スタジアムに再生可能電力を供給するのを支援するThe Energy Collective(エネルギー共同体)を世界規模で立ち上げたことを明らかにした。この立ち上げはBudweiserの親会社AB InBevが最近発表した2040年までにバリューチェーン全体でネットゼロを実現するという大胆な目標を受け、これに貢献するものである。
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Budweiserを生産するこの企業は今日までに、ブラジルとアイルランドで現地のパブの2000軒以上を再生可能電力へと転換させた。ブラジルでは再生可能電力はLemon Energyによって事業オーナーに供給されており、同社はすでに二酸化炭素の排出量を年間291トン以上削減している。The Energy Collectiveのブラジルでの目標は2025年までに25万カ所を再生可能電力に転換させることで、これにより年間3万6375トンの二酸化炭素相当(CO2e)が抑えられると推測され、これは路上から7991台の車を撤去することに相当する。
Budweiserは2015年、2025年までにすべてのビールを100%再生可能電力によって醸造することを決定し、より明るい未来への最初の1歩を踏み出した。多くの市場でこの目標はすでに達成されており、Budweiserは今回、世界中のバーや音楽会場、スタジアムを再生可能エネルギー源に結び付けるのを支援するためにThe Energy Collectiveを発表した。Budweiserの事業領域と資源が、地球にプラスの影響を当てるという意欲と一体となり、すべてのビールを再生可能電力によって醸造するという決定と、それに続くThe Energy Collectiveの立ち上げにつながった。
Budweiser のTodd Allenグローバルマーケティング担当副社長は「消費者は愛するものが持続可能である、より良き世界を強く欲している。The Energy Collectiveは、人々が愛するものを再生可能電力によって賄われることを促進するのを支援していく。その一方で、消費者が欲するものと、企業ができることの間の隔たりを縮めることを支援していく。われわれはスタートを切ったばかりだ。われわれは、Budweiserが提供されている世界のすべてのバーや会場、スタジアムが再生可能電力によって賄われるという大胆な夢を抱いている」と語った。
Budweiserは2040年までにバリューチェーン全体でネットゼロを実現するというAB InBevの大胆な目標を支援する。その一環としてThe Energy Collectiveはパブオーナーが100%再生可能電力に転換することによって排出を削減できるようになるのを手助けし、より手ごろな料金で使えない人たちに再生可能電力を届けるのを支援する。
AB InBevのEzgi Barcenas最高持続可能性責任者は「Budweiserが再生可能電力でのビール醸造を決めた時、われわれは世界ブランドとして再生可能な分野でできるもっと多くのことがあることを認識した。The Energy Collectiveの立ち上げによりわれわれは世界の企業を支援し、顧客は当社の規模を活用してより手ごろな料金でより持続可能な電力を手にすることができるようになる」と語った。
電気料金はしばしば、バーにとって最も高い経費の1つとなっている。The Energy Collectiveは現地のエネルギー供給業者と提携し、再生可能エネルギーインフラへのアクセスを提供しながら、コスト節約をもたらすことができるだろう。The Energy Collectiveは、消費者が愛するものを再生可能電力によって賄うというBudweiserの使命を前進させる手助けしていく。
アイルランド・リムリックにあるJerry Flannery'sのWill Morganゼネラルマネージャーは「The Energy Collectiveにより、地元のプロバイダーを介して再生可能電力に結び付くことですでに月間の電気料金を約10%減らすことができるようになった。これはまた、再生可能電力の重要性と、われわれ全員にとってより明るい未来を作り出すことについて顧客と話し合う会話のきっかけともなっている」と語った。
The Energy Collectiveは現在、アイルランドやブラジルなど一部の国で再生可能電力への接続を支援しており、2022年にはコロンビアでプログラムの試験運用に入る予定である。Budweiserは英国やチリ、ウルグアイなど、さらに多くの国での機会を探っている。
▽Anheuser-Busch InBevとBudweiserについて
Anheuser-Busch InBevは、ベルギーのルーベンに本社を構える株式公開企業(Euronext: ABI)である。メキシコ証券取引所(MEXBOL: ANB)と南アフリカ証券取引所(JSE: ANH) に二次上場をしており、ニューヨーク証券取引所で米国預託証券が取引されている(NYSE: BUD)。当社の夢はより多くの喜びに満ちた未来を作り出すことである。当社は常に、人生の瞬間を満たす新しい方法を提供し、われわれの業界を前進させ、世界で有意義な影響をもたらすことを目指している。当社は時間の試練に耐える優れたブランドをつくり出し、最高の素材を用いて最高のビールを醸造することに取り組んでいる。当社の多様なポートフォリオには、優に500を超すビールブランドが含まれている。それには、Budweiser(R)、Corona(R)、Stella Artois(R)などのグローバルブランド、多国間ブランドとしてBeck's(R)、Hoegaarden(R)、Leffe(R)、Michelob Ultra(R)があり、またローカルな有名企業としてAguila(R)、Antarctica(R)、Bud Light(R)、Brahma(R)、Cass(R)、Castle(R)、Castle Lite(R)、Cristal(R)、Harbin(R)、Jupiler(R)、Modelo Especial(R)、Quilmes(R)、Victoria(R)、Sedrin(R)、Skol(R)などがある。当社の醸造業に関する伝統は600年以上も前から続くものであり、その活動はいくつもの大陸と世代に及んでいる。当社はベルギーのルーベンにあったDen Hoorn醸造所にヨーロッパにおけるルーツを持っている。そこから、進取の気性を持ち、米国セントルイスにあるAnheuser & Co醸造所に活動を拡大した。ヨハネスブルグのゴールドラッシュの時代に南アフリカにCastle Breweryを設立した。ブラジルでは最初のビールブランドBohemiaを手がけた。先進国や発展途上国の市場に地理的にバランス良く展開することで、当社は集団的強さを発揮し、世界のほぼ50カ国に約16万9000人の従業員を擁している。AB InBevの報告によると、2021年の収益を544億米ドルに上った(合弁会社および関連会社を除く)。
Budweiserは、ミディアムボディーで香りがよく、切れのよいアメリカンスタイルのラガービールである。最高の大麦モルトで醸造され、プレミアムな品種のホップでブレンドされたBudweiserは楽しくてお祝い気分にしてくれる象徴的存在であり、世界の60カ国以上で楽しまれている。当社は2025年までにすべてのBudweiser製品を100%再生可能エネルギーで醸造することに取り組んでいる。
ソース:Budweiser
▽問い合わせ先
Jeannie Houchins
+1 917 3747535
Jeannie.Houchins@ab-inbev.com
Olivia Gust
+1 503 528 6768
BudGlobal@allisonpr.com