キャップジェミニ、マサチューセッツ工科大学と共同で アドバンスドリサーチプロジェクトを新たに立ち上げ
AIおよび自律システムの信頼性を築くための新しいパラダイムの構築に向けたコラボレーション
キャップジェミニ株式会社
【2022年4月14日、ニューヨーク発】 キャップジェミニは本日、マサチューセッツ工科大学(MIT:Massachusetts Institute of Technology)とのコラボレーションにより新しいリサーチプロジェクトを立ち上げることを発表しました。
キャップジェミニ・グループの一員で、エンジニアリングおよび研究開発(R&D)の分野で世界的リーダーであるキャップジェミニ・エンジニアリングは、大学エコシステムとのコラボレーションを通じて最先端テクノロジーに関連するプログラムを開発しており、将来のテクノロジーに対する信頼性を高めるようなソートリーダーシップ・アセット・サービスの開発を目指します。また、このコラボレーションでは、インテリジェントインダストリーへのさらなる移行で直面するさまざまな課題を解決する上でテクノロジーを活用できる方法についても考えていきます。キャップジェミニ・エンジニアリングのハイブリッドインテリジェンス責任者であるAndy Vickersは、データサイエンスおよび人工知能(AI)の専門家チームと、MIT Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory(CSAIL)のDirectorであるProfessor Daniela Rusが率いる研究者チームとともに、AIの妥当性確認・保証・認定、さらには学習済みコントロールシステムの解釈性と監査可能性の支援に取り組んでいきます。
MIT Computer Science and Artificial Intelligence LaboratoryのDirectorであるProfessor Daniela Rus氏は次のように述べています。「このコラボレーションは今日のAIシステム向けの強固な解釈性フレームワークを構築するという共通の目標を掲げています。これはセーフティクリティカルなアプリケーションにとって不可欠です。この将来のビジョンを発展させるために、キャップジェミニ・エンジニアリングと密接に連携して取り組んでいきます」
キャップジェミニ・エンジニアリングCEO兼グループ取締役会メンバーのWilliam Rozéは次のように述べています。「AIベースのシステムで高いレベルの自信と信頼性を達成することは、インテリジェントインダストリーを実現して成功させるための重要なイネーブラであるため、この難しい課題に挑むためのMITとのコラボレーションに大きく期待しています。また、イノベーションに向けた当社の取り組みを一層発展させるような戦略的リサーチプログラムを拡大し続けていきます」
キャップジェミニについて
キャップジェミニは、テクノロジーの力を活用して企業ビジネスの変革・管理を支援するパートナーシップにおけるグローバルリーダーです。キャップジェミニ・グループは、テクノロジーを通して人々が持つエネルギーを解き放つことで、包摂的で持続可能な未来を目指し、日々まい進しています。私たちは、世界約50ケ国の32.5万人に及ぶチームメンバーから成る、極めて多様的で責任感の強い組織です。キャップジェミニは、55年にわたって積み上げてきた経験と実績そして豊かな専門知識を活かし、クラウド、データ、AI、コネクティビティ、ソフトウェア、デジタルエンジニアリング、プラットフォームなど、急速に進化するイノベーティブなテクノロジーを原動力として、戦略から設計、オペレーションに至るまで、お客様の幅広いビジネスニーズすべてに対応して、お客様から厚い信頼をいただいています。グループ全体の2021年度の売上は、180億ユーロです。
キャップジェミニ・グループに不可欠な部門であるキャップジェミニ・エンジニアリングは、エンジニアリングおよび研究開発(R&D)サービスにおける世界的リーダーです。深い業界での知識とデジタルとソフトウェアに関する最新テクノロジーにより、物理世界とデジタル世界の融合を支援します。グループの部門間連携を通じてインテリジェントインダストリーへの移行を加速することでお客様を支援します。キャップジェミニ・エンジニアリングは、55,000人強のエンジニアや科学者のチームメンバーを30カ国以上に展開して、航空、宇宙、防衛、海軍、自動車、鉄道、インフラストラクチャ&輸送、エネルギー、ユーティリティ&ケミカル、ライフサイエンス、通信、半導体&エレクトロニクス、産業財&消費財、ソフトウェア&インターネットなど、さまざまな分野でサービスを提供しています。