浜州が2022年北京冬季五輪で地元製品を強くアピール
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【浜州(中国)2022年3月16日PR Newswire=共同通信JBN】
*チャイナ・デーリー(China Daily)紙による報道:
中国東部・山東省の浜州は2022年北京冬季五輪大会に大きく貢献し、その製品は開会式や競技会場で輝いた。
特に注目されたのは、カスタマイズされたチャイニーズレッド(朱色)の防護マスクと防護服で、楽しい雰囲気を演出するために製造された。
この製品は浜州にあるYuyue Home Textileが独自に研究・開発したナノファイバー膜(nanofiber membrane)と呼ばれる新素材を採用して、五輪のアスリートたちのために製造した。保護性と浸透性に優れるこの素材は、防水・防風機能を持ち、アスリートの健康と安全をサポートする。
Yuyueは五輪により良い製品を提供するため、専門家とエリート社員で構成し、ゼネラルマネージャーが率いる先端技術研究・開発特別プロジェクトチームを立ち上げた。
Yuyueの製品は多くの国際大会で使用され、アスリートたちから高い評価を受けている。
2022年北京五輪大会向けに選ばれたすべての製品は、厨房機器に見られるように、安全性、革新性、環境への配慮、低エネルギー消費、高効率の原則に基づいて開発された。
King Better Kitchen、Jingdu Kitchen、Huajie Kitchen、Sanchuan Kitchenが製造するストーブ、オーブン、ビュッフェカー、冷凍庫、排煙設備などの厨房機器は、メイン会場の「鳥の巣」や冬季五輪村のホテルで使用された。
4社はいずれも浜州の興福にある企業で、五輪の厨房機器納入を落札した。
King Better KitchenのWu Taoマーケティングマネジャーは「われわれのブランド影響力を高め、ブランドへの信頼性を強化し、当社のさらなる発展を促進させる機会だ」と語った。
興福の業務用厨房用品産業は改革・開放期に始まった。40年以上の発展を経た現在、興福は中国最大のステンレス製厨房用品の製造拠点となった。
興福には現在、1800社の厨房用品企業があり、年間生産額は300億元(46億9000万ドル)と、国内市場の3分の1を占めている。
2022年北京冬季五輪は浜州製品のプロモーションのための絶好の機会を提供した。地元当局は、浜州は高品質開発と技術革新にさらに注意を払い、新たなブレークスルーを生み出し、世界中の浜州製品の影響力を一層向上させる、と述べた。
ソース:China Daily