硯職人が若い世代から支持される理由とは
私が東京の集合住宅に住んでいた頃、上階の住人の異常に思える行動に驚きました。子どものいない夫婦なのですが、月に一度ほどの割合でやかましいケンカを始めるんです。
いつも決まって夜10時くらいから。最初は、オンナのわめき声。それから何かを壊す音が続きます。ケンカを始める前に、ベランダの戸を開けているようで、否が応でも聞こえる範囲は広がります。
間もなく、上の階から外に向かって食器が投げられました。住宅の庭は、装飾されたセメントでできていますが、そこに砕ける皿や茶碗の音は強烈でした。しばらくして、それが止むと、今度は、オンナのうめき声と感極まったような声が聞こえてきますので最悪です。
翌朝、女性が何食わぬ顔して外の砕け散った食器類などを掃除していました。あるとき、妻が直接、苦情を言ったら、しれっと「すみません」と言ったそうです。
また、別の日に「燃えないゴミ」の集積場で件の女性が、処分する食器類などを物色していたという目撃情報もありました。実際、何度も皿や花瓶などを自宅に運んでいました。
それを聞いた私は、「ははぁ、次のプレーのために用意しているんだ」と思いましたよ。妻には、「あの狂乱は性的なものだよ、瀬戸物を壊すと興奮するんだろうね」と説明しました。
次にそのケンカが始まったとき、ほかの住人数名で狂乱の部屋を訪問し、ブザーを押し続けました。聞こえない風です。もちろん、ドアはロックしてありますから開きません。
そして、窓の外に向かって投げ捨てられる瀬戸物たちを見て、逆に用意しておいた紙つぶてやドリンクビンを投げ入れました。狂乱が止んだかと思ったら、パトカーがやってきました。狂乱の主が被害者よろしく通報したのでしょう。まもなく、その夫婦は引っ越していきました。どこかでまた、やっているんでしょうね。
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