沼田名物「みそぱん」に、群馬精神とフランス文化の融合を見た!

2014年10月27日 18:53

昔から小麦の生産が盛んだった群馬県は、おっきりこみ、うどん、焼きまんじゅうなど小麦をベースにした郷土料理が多いところだ。
最後の焼きまんじゅうは、米と小麦を練り合わせて作ったまんじゅうを竹串に差し、濃厚な味噌ダレを塗って炭火にかけたもの。

その焼きまんじゅうのエッセンスを菓子パンに応用した、ユニークなご当地パンが沼田市にある。市内に5店舗を構えるフリアンパン洋菓子店が、約40年前から製造している「みそパン」だ。

みそパン(写真は全て編集部撮影)
みそパン(写真は全て編集部撮影)

東京・銀座にある群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」に筆者が立ち寄ったとき、たまたま1階レジの横に「ご当地名物」として置かれているのが目にとまった。1個162円(税込)とお手頃な価格。
ご当地スーパー研究家・菅原佳己さんが取り上げていたことを思い出し(【募集中】あなたの地元の「ご当地"変わり種"パン」を教えてください!)、迷わず購入した。

味噌だけどどこか洒落ている

焼きまんじゅうは駄菓子屋や屋台で売られている、庶民的な群馬のソウルフードだ。大人から子供まで広く親しまれているところは「みそパン」も変わりないけれども、パンを半分にスライスして、その中に特製の味噌ダレを挟み込んでいる点が異なる。

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ラッピングフィルムに「名称:菓子パン(フランスみそパン)」と説明が書いてある。 フランスパンといえば塩っ気の強くて縦に細長い「バゲット」が有名だが、それとは明らかに違う形状だ。バタールやクッペなどとも違う......。

フランスパンと聞くと固い印象を受けるけれども、歯触りは日本の菓子パンと大差なし。生地の味はフランスパンと食パンを足して2で割ったとでも言えばいいだろうか、塩辛くてパサパサしたテイストとモチモチ感が同居している。日本人の好みにうまく合わせた印象だ。

粉は群馬県製粉100%使用。そういえば日清製粉は群馬が発祥の企業だった。

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味噌ダレは思っていたよりも量が少なめだったが、タレは濃い。

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噛むと味噌の味が口の中に広がる。これ以上タレを盛ると味噌の味が強すぎてフランスパンっぽくなくなってしまいそう。
バランスとしてはこれくらいがちょうどよいのかもしれない。

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キャッチフレーズは「ぬまた名物 フリアンの逸品」。群馬県優良県産品推奨品に認定されていることからも、地域ブランド食品として不動の地位を確立していることがうかがえる。

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ところで、群馬県北部の中心都市・沼田は数多くの有名人を輩出している。人気アイドルグループ乃木坂46の中心メンバー、白石麻衣の出身地でもある。
彼女は2013年3月、公式ブログのタイトルに「みそパン(o^_^o)」と書いたことがあったが、故郷の味を懐かしく思うことがあるのだろうか。

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