日本に残る唯一の「川御座船」は神戸にあった 元は姫路藩主の遊覧用...非公開の内部も覗ける「外観公開」も【11/28・29】
春慶塗と黒漆塗に塗り分け、金箔を施した飾り金具を打つ
投稿者「ベアレ」さんによると、写真は2026年6月21日の12時過ぎ、兵庫県神戸市中央区の「神戸市立相楽園」で撮影したという。「テレビで『相楽園の船屋形』が紹介されているのを偶然見かけ、『えっ、神戸にこんなものがあったんや!』と衝撃を受け、すぐに見に行きました」と話す。また「船屋形」の魅力について、こう語った。
「黒漆塗りの重厚な木組みに、まばゆい金箔の飾り金具があしらわれた姿は、まるで神社仏閣の『豪華絢爛な唐門』を見ているかのような凄みと美しさがあります」
「これが陸上の建物ではなく、「江戸時代に実際に水に浮かんでいた船の屋形(2階建ての座敷)」という事実そのものに、大名(姫路藩主)の並外れた贅と風流の極致を感じて惹きつけられます」(「ベアレ」さん)
明治維新後、飾磨(しかま)港で解体され、トタン屋根の茶室になって朽ちかけていたが、ウシオ電機のルーツである姫路の実業家・牛尾健治氏が買い取って、江戸時代の姿に復元し、神戸・舞子の別邸に設置していたが、その後、神戸市へ寄贈された、と「ベアレ」さんは呟いている。
次に、神戸市文化スポーツ局文化財課に電話で話を聞いた。
「船屋形」は木造2階建、切妻造桧皮葺(きりつまづくり ひわだぶき)で、内部は1階2階とも3室に分かれ、前方より「床机の間」「上段の間」「次の間」となっている。木部は内外とも全てを春慶塗と黒漆塗に塗り分け、長押(なげし)や垂木(たるき)の先には金箔を施した飾り金具を打つ、など華麗で繊細な造りだ。
11月28日と29日には、「船屋形」の外観公開が行われる予定だ。その際、外側に設置した見学台から、通常非公開の内部の様子を公開するという。
「内部には入れませんが、金箔を施した金具や漆塗りの華麗な造りを近くでご覧いただけます」とのこと。ほんの数メートルの距離から室内が覗けるらしい。
「紅葉が美しい時季でもありますので、ぜひお出かけください」と、文化財課担当者は話した。
重要文化財「船屋形」の外観公開
開催日時:2026年11月28日・29日 午前10時~午後3時開催場所:神戸市中央区中山手通5丁目3-1(神戸市立相楽園内)
参加方法:申し込み不要。当日随時受付(状況により人数調整・入場制限の場合アリ)
参加費:無料(別途、相楽園の入園料が必要)
公式サイト:https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkazai/estate/events/r6_funayakata_koukai_haru.html
えっ待って、神戸の相楽園にある重要文化財の「船屋形」… これ、元々は【姫路藩の殿様の川遊び用の船】なん知っとった!? 江戸時代、姫路城下の船場川や市川を遊覧した全長約27mの巨大船の屋形(2階建て座敷)で、実は大名の川御座船としては【日本で唯一現存する】超お宝なんよ。 実物見たら総漆塗りと金箔の金具でマジで見事やった…! 解体調査では、欄干の部材から「御召川御座」の墨書きが見つかったり、姫路藩の殿様が交代するたびに金具の「家紋」を打ち替えた跡(4枚目)まで確認されとるそう。 明治に飾磨港で解体され、トタン屋根の茶室になって朽ちかけていたのを、ウシオ電機のルーツである姫路の実業家・牛尾健治氏が買い取って江戸時代の姿に大復元し、のちに神戸市へ寄贈されたんよね。 正直、姫路の好古園にないのは悔しいけど、ここまで綺麗に水辺に残してくれた神戸には感謝しかないわ…! 紅葉ピークの【11/28(土)・29(日)】には普段閉まっとる窓を開けて非公開の内部が覗ける特別公開もあるから、神戸行ったら絶対寄ってみて??
— ベアレ??姫路の魅力を探求する人 (@chiracemi) October 24, 2026