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中学校渋滞のせいで最後の遠足に遅刻確定の私。バスの中で泣いていると、運転手が(神奈川県・60代女性)

Jタウンネット読者

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2026.10.22 06:00
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「運転手さんは、魔法使いだから」

そんな私に気づいた運転手さん。

「なんで、中学校前で降りないの?」

「遠足で集合場所は、バスの終点から歩いて30分で、もう間に合わないんです」と私。

その時、乗客は他に誰もいなかったと思う。

そして運転手さんが、「運転手さんは、魔法使いだから、願いを叶えてあげるよ。困ってる人を助けるのが仕事だからな」といって、集合場所までバスに乗せて行ってくれました。

到着したのはなんと、集合時間1分前、お礼を言って、飛び降りる私。近づいてくる先生たち。

「あなた途中から急に走ってたけど、何かに乗って来たの?」
「先生、いやだ、私バスから降りたの見ませんでした?」
「イヤイヤ、バスなんて見てないし、ここには走ってないし、バス停もないよ」

先生のこの言葉に愕然としました。親にこの日にことを言っても夢でも見たんでしょって、笑われて......。

でも、本当に私はバスに乗って、連れて来てもらった。人に言っても信じてもらえず、大人になってから、隣のトトロを見て、また愕然とした。

私はトトロのバスに乗せてもらったんじゃないかと。

いま私は、あの日に乗ったのはトトロのバスだったと確信しています。

あの時の運転手さんに、乗せてくれてありがとうを伝えたい。

そして、トトロ、バスに乗せてくれてありがとう。

大人になった今、困った人を見たら助けるのが、あの運転手さんへの恩返しだと思っている。


【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。

読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください

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