お金を使い果たして電車に乗れない 歩いて帰れる距離じゃないのに...そこに現れた長髪の男が手にしていたもの(東京都・60代男性)
「国電に事故があって、電車が止まっちゃった」
その後、御茶ノ水駅まで歩き、駅前でどうしようかと悩み、最後には「根性を出して歩くしかない」と頭の中で自分に言い聞かせているとき、20代後半位の男性が、
「国電に事故があって、電車が止まっちゃったんだよね。代わりに地下鉄の切符をくれたんだけど、自分は使わないし、よかったらこれ使ってくれる?」
と私に切符をくれたのです。
「どうして私に?そんなに困った顔をしていたのかな?」
とは思ったのですが、神様に助けられたような気持ちになったことを鮮明に覚えています。
その男性の顔も、おぼろげではありますが覚えています。1970年代初頭のことですが、長髪の優しそうな顔をした男性でした。
その後、慣れない地下鉄を乗り継ぎ、実家からそれほど遠くないところまで行くことが出来ました。
中学生でちゃんとお礼を言うこともできなかったことが、今でも悔やまれます。
この投稿をもって、感謝の意を伝えたく思います。誠にありがとうございました。
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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