北海道旅行で財布を盗まれた私。市場で土産を買えずにいると、店の人が「ご飯を買って、持って来い」(50代男性)
市場で店の人に「買って行かないのか?」と問われて
レンタカーを返却して東京へ帰る日に、被害に遭わなかった友人がお土産を買いたい、というので釧路の和商市場に寄りました。
市場内を歩いていると、沢山のお店の方々から威勢の良いお声がかかりました。
その中でひと際威勢が良く、且つ優しそうな声で話し掛けてくださるお店の方に会いました。
そのお店で友人が買い物をしていると、「他の兄ちゃんたちは買って行かないのか?」と言うので、お金がない事情を話しました。
すると、「200円くらい持っているか?」と言い、指差す方向の「お弁当屋さんでご飯を買って、持って来い」と言うのです。
買って持って行くと、ありったけのイクラをのせてくれました。
有難くて涙をこぼしながら、かき込みました。
今でも「北海道」という言葉を聞くと、和商市場を思い出します。
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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