夜の池袋で女子高生が声をかけたのはホームレスのおじさんたち。彼らは強面で近づいてくると(東京都・50代女性)
「いい気になりすぎていました」
そこで事情を話したら、その方は呆れながら「仕方ない」と言って、少し待っているように言われました。
やがて何人かですごくきれいな大きいダンボールをたくさん持ってきてくださいました。
そればかりか、なんとチケット売り場付近を見ている警備員さんを探し出してくれて、その辺りの屋根のあるところでダンボールで一晩過ごす許可までもらってくれたのです。
私達の他にもチケット売り場には20人くらいの人たちが居ましたが、みんなきれいなダンボールを頂いて雨風をしのぐことができました。
ダンボールは思いの外暖かく、楽しいキャンプ?のような気分。体が暖まってきたころで、私達はそのおじさんたちに何かお礼を持っていきたいということになりました。
コンビニなどはなかったので、自動販売機でワンカップ大関を買って、未明に届けに行きましたら、また叱られました。
「こんなことしなくていい、二度とここに近寄るな」
考えてみれば路上だろうが皆さんは生活してるのに、私達は遊びで真夜中に押しかけて迷惑かけて、また押し付けがましく押しかけたのですから、当然です。
今では失礼なことをしたと思っています。いい気になりすぎていました。
数年してから親に話しましたら、母は面白がり、父は「お前は失礼だ」と不機嫌になりました。
40年経ってるし......、と思いますが、あのときはすみませんでした。でも嬉しくて楽しかったのです。ありがとうございました。
今ではダンボールハウスで暮らすホームレスの人たちもほとんど見かけなくなりましたが、大きなダンボールを見るとなんとなく入りたくなります。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
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