夜の池袋で女子高生が声をかけたのはホームレスのおじさんたち。彼らは強面で近づいてくると(東京都・50代女性)
路上で生活するおじさんたちに声をかけたら...
その年は秋になっても暑くて、その日も私達は薄着で夕方から並び始めたのですが、夜になって急に気温が下がり、冷たい雨が降ってきました。
もう寒くて寒くて......。傘もなく、雨宿りの場所もわからず、列には交代で並んで、並ぶ番じゃない子は何か暖を取る方法はないかと街なかを右往左往。
日付が変わるころには服もすっかり濡れて、寒さは極限でした。
そんな状態で路上でダンボールの家で暮らしているホームレスのおじさんたちが羨ましくなり、思わず声をかけました。
「そういうダンボールはどこでもらえるのですか?」
すると数人のおじさんがこわもてで近寄ってきて、私は「声かけちゃいけなかったかな?」と後悔しかけていたら、中のひとりの方に
「こんな時間に若い娘がこんなところで何をやってるんだ、あなた達の来るようなところではない」
と静かに叱られました。