和歌山市PRキャラ「和歌浦和歌子」の〝謎すぎる設定〟にSNS困惑 「尖ってんな」「たえられるのか!?」
今や、多くの県や市町村に「オリジナルキャラクター」がいる。ユルッとしたマスコットから、アニメや漫画に出てきそうな美形キャラクターまで、ビジュアルは様々。
キャラに愛着を持ってもらうために、詳細なプロフィールが設定されていることも珍しくない。
そんな中、とある市の公式キャラクターの設定が、X上で注目されている。
話題の中心となっているのは、和歌山市シティプロモーション課が2026年4月から開始した魅力発信プロモーションプロジェクト「わかおしっ」のキャラクターの1人。和歌浦地域がモチーフの「和歌浦和歌子」さんだ。
その設定の一部に、こんな記述がある。
「もふもふした可愛いもの、特にうさぎグッズが好きだが、着ぐるみだけは例えうさぎモチーフであっても恐怖を感じて逃げ出す」
逃げ出してしまうほど着ぐるみが怖いらしい。でも、プロモーションキャラクターという立場で、着ぐるみが苦手って......大変じゃない!? 一緒にお仕事する機会とか、ありそうだけど......。
この設定に、X上ではこんな声が寄せられている。
「職場にたえられるのか!?」
「尖ってんな、和歌山......」
「そのうちこの子が出演してるイベントに着ぐるみ軍団が襲撃に来るみたいな展開があったりするのだろうか」
Jタウンネット記者は5月8日、和歌子さんの謎の設定ついて、和歌山市に話を聞いた。
あえて「尖った要素」を入れることで...
取材に応じた和歌山市シティプロモーション課班長の辻本真生さんによると、和歌子さんの「着ぐるみが苦手」という個性は、「わかおしっ」キャラクターの設定会議で生まれた。
個性を際立たせる為にはどういった特性を持たせるのがいいか、と話しあった結果だそうだ。
「キャラクターに馴染む要素だけでなく、少し尖った要素も入れられたらさらに個性が際立つのではないかいうことになり、実際に『着ぐるみが苦手』という特性を持つ人もいるよということで、和歌浦和歌子に落とし込みました」(辻本さん)
また、和歌子さん本人からの目線で言うと、
「理由は特にないが近くで着ぐるみを見ると少しおっかないので、離れたところから見ていたい、といったところでしょうか」
とのこと。
「同僚」の着ぐるみも、苦手なの?
ところで、和歌山市には同市消防局マスコットキャラクターの「和びっとちゃん」をはじめ、複数の着ぐるみキャラの〝同僚〟がいるが、彼らのことも苦手なのだろうか?
「和歌山市のゆるキャラに限らず、着ぐるみになると少し苦手ではありますが、物陰から愛でており、人見知りの性格からのものかもしれません」(辻本さん)
良かった。近づくのが苦手なだけで、嫌っているわけではないようだ。
Xで和歌子さんの設定が反響を呼んだことについて、辻本さんは
「意図したわけではなく、思いもよらぬ形で注目いただきましたが、ご関心を寄せていただいていることはとても喜ばしいです。SNSではユーザーの方からのお声が直接届きますので、大変励みになります」
とコメント。
ただ、他のキャラクターのイメージを貶める意図はなかったものの「マイナスイメージを抱きかねない」という指摘もあったため、その後プロフィールの文言を若干修正したとのことだ。
「もふもふした可愛いもの、特にうさぎグッズが好き。同じキャラクターでも着ぐるみになると少し苦手で、物陰から愛でている」
苦手ではあるけれど、嫌いなわけじゃないし、愛でたくはある......和歌子さんのいじらしい姿が目に浮かぶようだ。非常に可愛い。
ちなみに、5月11日の和歌山市消防局公式Xの投稿では、「和びっとちゃん」と和歌子さんが晴れてお友達になれたとの報告が上がっている。
「和歌浦和歌子ちゃんと一緒に注目してもらえて、和歌子ちゃんとお話しができて、お友達になれましたピョン!
これからは『わかおしっ』のみんなと、和歌山市のために一緒に頑張っていきます。
応援よろしくお願いしますピョン!」(和歌山市消防局公式Xの投稿より)
今後「和びっとちゃん」の着ぐるみが活躍するときには、近くの物陰から和歌子さんが視線を送っているかも!?