義母にいびられながら子育てに奮闘していた24歳。出先のトイレで言われた言葉に熱いものがこみ上げて(北海道・40代女性)
息子と母親の子供を代わるがわる見て
「ほんっとに偉いわねぇ〜」
上品なご婦人は、息子とわたしの顔を代わる代わる見て、また言った。
「いまどきのお子さんは、2歳になっても3歳になってもオムツしてるじゃない。この子何歳? 1歳位? トイレでオシッコできるの?すごいわね〜! 偉いわね〜!」
わたしは熱いものが込み上げ溢れそうになるのを抑え、がんばって「ありがとうございます」とだけなんとか言えた。
褒められたのなんて久しぶりだった。毎日、キツい北海道弁で「そんなやり方ではダメだわ」と、信念を持って臨んだ子育てを否定され続け、身も心もクタクタになっていた。
食事の内容にこだわりおやつを与え過ぎないようお願いする、嫌がる息子に歯磨きをさせようとする、その度、「うちではそんなことはやらなかったが子供たちは国立大学を出た」「私の子育ては社会が認めている」......義母の口癖に、若いわたしはただ黙るだけだった。
そんな毎日だったがめげずに、わたしは息子が1歳になったらすぐにトイレトレーニングをはじめた。
息子はよくがんばって、すぐにオムツを卒業した。そんな頃の、久々のお出かけでのひとコマだった。