「ベビーカーを抱えて駅の階段を降りようとしていた私。それを見た見知らぬ奥様方が」(千葉県・50代女性)
千葉県在住の50代女性・Uさんがまだ幼い子供を育てていたころのことだ。
その日彼女は1歳の子供をベビーカーに乗せ、千葉から横浜まで出かけていた。
そして目的地の駅で階段をおりようとしていると、2人の女性に話しかけられて......。
<Uさんからのおたより>
今から20年くらい前の事です。
上の子が1歳の時、千葉から高速バスと電車で友人の住んでいる横浜の鴨居へ遊びに行きました。
友人とは駅を出てからの場所で待ち合わせ。
私はこの時、初めて電車で鴨居駅に行ったので、駅がどうなっているのかも分からず、ベビーカーを押してウロウロすることに......。
エレベーターは見つけたけれど...
エレベーターを見つけたので行くと、同じ様にベビーカーを押したママさん達がすでに何人も待っていました。
これを待ってたら友達を待たせてしまう、と思った私は、階段で行くことに。
荷物と子供を下ろしてベビーカーを畳もうとしていると、2人の奥様がに話しかけられました。
「それじゃ大変よ、手伝うわ」
そう言ってくださったのですが、大丈夫ですと断ると......階段をおりようとした男性を捕まえて「あなた、手伝ってあげて!」。
そしてその男性も嫌な顔せずに「良いですよ」と......。
階段をおりながら、奥様方が
奥様方はわたしが子育てに疲れていたのを気付いてくださっていたのか、私の荷物を抱えて階段をおりながら、「ママは大変よね。よく頑張って子育てしてるわ」なんて言葉を掛けてくださって、頑張っているのを認めてもらえた嬉しさに泣きそうになるのを堪えました。
このお3人の優しさが身に染みました。ですが、お礼をきちんと言えたのかどうか、記憶が曖昧で......。
あの時はありがとうございました!
あの時の私と同じような状態になっている人を見つけると、私も声を掛けるようにしています。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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